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高知「三翆園」高知市街で唯一自家源泉を有する温泉旅館に別館新築棟オープン。天然温泉と四季の美食を堪能!

おんせんニュース

写真:旅館名の由来にもなったきれいな緑の木々

高知県、土佐藩主・山内家下屋敷跡に建つ「三翠園」。高知市街で唯一、自家源泉を有する天然温泉旅館で、今年10月には新館翠玉(すいぎょく)館もオープンしました。約3000坪という広大な敷地内には、趣のある日本庭園や国の重要文化財である下屋敷長屋などもあります。歴史ある温泉旅館で美味しい料理とともにゆっくりとした旅を堪能しませんか?

土佐藩ゆかりの地に建つ老舗旅館

三翠園」がある鷹匠町一帯は、土佐藩のゆかりの地です。

藩主の山内家に仕える武士たちが住まいとした町で、徒歩7分ほどの位置に高知城があります。

写真:三翆園の外観

1949年(昭和24)に温泉旅館として出発した三翠園。名前の由来は、土佐藩主・山内家歴代墓所のある筆山の緑と、平成の名水百選にも選定された鏡川の緑、三翠園の敷地にある日本庭園の緑、この美しい三つの緑が末永く栄えるようにと付けられました。

三翠園の庭園は、江戸末期、徳川慶喜から政権を奪う計画を立てる四候会議を開くために薩摩藩の使者として西郷隆盛が来高し、土佐藩主の山内容堂と「物見亭」で謁見した歴史ある場所です。

写真:立派な日本庭園

また、推定樹齢600年の椋の木や、藩政時代に全国諸侯より寄贈されたサツキ、昭和天皇行幸記念の黒松や赤松などが広い日本庭園を彩ります。

写真:サツキや松などのバランスも見事!

清流鏡川のほとりの豊かな天然温泉

湯殿「水哉閣」の岩造りの湯船には、ナトリウム塩化物高温泉が自家源泉からなみなみと注がれています。肌触りのやわらかいお湯で体がよく温まると評判です。

写真:広い湯舟になみなみと張る天然温泉

入口にはすばらしい書があります。

大正天皇が皇太子であられた1907年に、この地にご宿泊された際に、鏡川の美しさを「水よき哉(かな)」とお褒めになり、その館を「水哉閣」と賜名され、供奉員の東郷平八郎大将に命じて墨書させ賜ったものだそうです。

1997年に、その跡地に温泉館を新設するに当たり、「湯殿・水哉閣」と名付け、その歴史を永く後世に伝えています。

浴場までの通路には、三翠園と縁があり、NHK大河ドラマの主人公にもなったことがある「山内一豊夫妻」の歴史について紹介した「山内ギャラリー」があります。

写真:ギャラリーにも目を留めてみてみてください

露天風呂は、清流鏡川と名山筆山を望む絶好のロケーションにあり、極上の湯浴みが楽しめます。

写真:岩が配された趣のある露天風呂

ほかにもサウナや打たせ湯などを備え、ゆったりと過ごせます。湯上りには南国土佐のゆず湯のサービスもありますよ。

写真:夜の露天風呂も趣がありますね

窓辺から風光明媚な景色を眺められる客室

落ち着く設えの和室はゆったりとした造りになっており、窓辺には開放的な広縁が設えられています。名山筆山や四季折々の風情を映した日本庭園、ライトアップされた高知城を望める客室もあります。

写真:2020年10月にオープンした新棟のツインルーム

また、和モダンな洋室のほか、LANケーブルを設置している部屋もあるので、シングルルームをワーケーションルームとして利用することもできます。

写真:新棟の和室

土佐の新鮮な食材を取り入れた郷土料理に舌鼓!

湯浴みを満喫した後は、南国土佐の新鮮な食材をふんだんに取り入れた郷土料理の数々を美酒とともにゆったりと味わいたいですね。

写真:料理の一例

山海の恵みの宝庫として知られる高知の旅には料理が欠かせませんね。旬の食材の美味しさを生かし、温故知新の土佐料理が味わえます。

土佐と言えば、豪快な皿鉢(さわち)料理もはずせません! 大きなお皿の大きさは一尺三寸(約39cm)。高知の宴を彩る豪華な皿鉢には、土佐の料理人の粋が表現されています。

写真:お寿司も盛り付けられた皿鉢料理の代名詞「組物(くみもの)」。豪華ですね!

おいしい料理はゆっくりと、美食を美酒で堪能したいものです。高知県の地酒も各種取り揃えているのが嬉しい!

朝食は土佐らしさを散りばめた50種類のバイキングで、契約農家から取り寄せた新鮮な野菜が、美味しいと評判。高知の港町で親しまれてきた伝統家庭料理や、運が良ければ、珍しい小魚「メヒカリ」や「天ぷら(角天)」なども味わえます。

歴史ある日本庭園を眺めながら、ちょっとのんびりした旅はいかがですか?料理や温泉、落ち着く客室の温泉旅館で過ごす休日もいいものですね。

(まとめ・文:吉川、編集:hotspring727)

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