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【商業施設の有効活用】西堀ローサでアニメをテーマにした夜市開催。2日で5000人以上が参加

にいがた経済新聞

新潟市中央区古町地区の西堀ローサでは3月16と17日、地下街で飲食や、DJパフォーマンスなどが楽しめるイベント、「古町夜市」が開かれた。同地での夜市開催は、2022年12月に初めて行われて以降、今回で3回目。企画から運営まで、株式会社モアソビの永井大地代表取締役(36歳)を中心とする20代、30代の仲間からなる実行委員会が行った。

古町夜市。久しぶりの友人との再会も嬉しい

当日は、「にいがたアニメ・マンガフェスティバル(がたふぇす)」や「新潟国際アニメーション映画祭」が同時に開かれたこともあり、同イベントでも「アニメで、つながる。」をテーマとし、新潟県出身の声優によるトークイベント、アニメソングの演奏などが催された。

娘の遥那(はな)さん(9歳)が出展店舗の手伝いをするということで、参加した金子専(たかし)さん(54歳)は、「楽しい社交場みたいになっている。こういうのがあると楽しい。(地下道だから)雨が降っても関係ないし、定期的にあるといい」と満足そうな様子で語った。

「楽しい社交場みたいになっている」と語る金子専さんと娘・遥那さん

出展者や来場者が、お互いの親睦を深めたり、久しく連絡が取れていなかった友人や知人に会えるたりするのも、夜市の楽しみのひとつ。当日出展していた子ども食堂の運営スタッフの一人で、The LIEEの平岩史行共同代表(42歳)も、「昨日まで知らなかった人同士が、(イベントを通して)仲良くなっていく様子を見るのは楽しいですね」と語る。

「昨日まで知らなかった人同士が、(イベントを通して)仲良くなっていく様子を見るのは楽しいですね」と語る平岩史行代表

永井代表が西堀ローサで夜市を行うきっかけとなったのは「古町に対する愛着」。そして、「誰も何も手掛けていないのを見て、勿体ないな」と感じたことだったという。2022年は1日の開催で400人、今回は2日間の開催で5100人の集客ができたことから、イベント自体の認知度もある程度高まってきた実感があるという。「SNSでの反響もたくさんいただいたので、収穫が多かった」と語った。次回は、秋頃の開催を予定している。

地下商業施設の新しい活用法のひとつとして、今後の展開が期待される。

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