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矢放ち 伝統つなぐ 長尾神社 射的祭〈川崎市多摩区〉

タウンニュース

射手の男児に挟まれ矢を放つ高橋さん(右)と隅田さん、見守る参拝者ら

昨年、第4回川崎市地域文化財に選ばれた長尾神社の射的(まとう)祭。今年も1月9日、同神社境内で執り行われた。

座布団に座ったまま射るのが長尾の射的祭の特徴で、稚児と呼ばれる5歳の男児2人を射手とし、代わって介添人の大人が矢を放つ。今回は岩井清悟君(5)と富山結心(ゆい)君(5)が射手に選ばれ、介添人は隅田潤さん(73)と高橋博司さん(72)が担当。「鬼」の字が裏に書かれた的を矢が射抜くと、見守る参拝者から拍手が起こった。

高橋さんは「(的に)全部当たってよかった」と一安心。隅田さんは「なかなか当たらない、練習しないとな」と笑みを見せた。

鎌倉時代以前から続く射的祭は、無病息災や五穀豊穣を祈念し、毎年1月7日に近い日曜日に開催。今回は昨年同様のコロナ禍で、入口での検温消毒や直来中止などの措置を取った。

射的祭を継いできた長尾神社奉賛会の鈴木実弥一会長は「天気も良く、いい射的祭だった。これからも続くようにやっていきたい」と思いを新たにした。

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