「八天堂カフェリエ木更津」でパン作り体験！充実のランチメニューや1周年記念イベント情報も【木更津市】
一度食べたら忘れられない、とろけるような口どけの「冷やして食べるくりーむパン」で人気の八天堂が、2023年4月に千葉県木更津市にオープンした参加体験型店舗「八天堂カフェリエきさらづ」。今回、1周年を迎えた八天堂カフェリエきさらづを、YouTubeチャンネル「ちいき新聞TV」でおなじみ、編集部のひろみずさんと取材に伺いました。お店の様子やここでしかできない体験、カフェメニューなどをたっぷりご紹介します。
「カフェ＋ショップ＋工場＋体験工場」が一つになった八天堂カフェリエ
1933年広島県三原市の和菓子店からスタートし、2023年に創業90周年を迎えた八天堂。
八天堂カフェリエきさらづは、2017年7月、かずさアカデミアパーク内に建てられたくりーむパンの工場、八天堂きさらづの隣にあります。
「カフェリエ」とは「カフェ＋アトリエ」から作られたオリジナルの言葉。パンをテーマに、お客さまに創造の楽しさとおいしさ、驚きを体験してもらおう、という思いから名付けられました。
八天堂カフェリエきさらづでは、八天堂の人気商品や限定商品を購入できるほか、カフェや体験コーナーが楽しめるとのこと。
早速店内に入ってみましょう！
店内席40、テラス席20の広い店内には、お子さん連れにうれしいキッズスペースから、おひとり様がくつろげるカウンター席まであります。
授乳室のほか、調乳用の水や、水を温める電子レンジ、席で使えるベビーベルトの貸し出しなど、お子さん連れに優しいサービスが満載。
また、テラス席はワンちゃんと一緒の利用もOK。リードをつなぐフックもあり、お店を訪れる全ての人が楽しめる、優しい心遣いが行き届いています。
ショップの人気商品は、何といっても八天堂の代名詞でもある「冷やして食べるくりーむパン」
中でも5種類のくりーむパンを詰め合わせた「八天堂90thアニバーサリーセット」（1280円）は、午前中で売り切れてしまうほどの人気です。
他にも日本各地の食材や食文化を取り入れた90周年記念商品「ふるさとくりーむパン」シリーズや、バームクーヘンやチョコブラウニー、プリンをはじめとする八天堂オリジナル商品など、バラエティに富んだ商品を取り扱っています。
また、より豊かな社会をスイーツパンで目指す八天堂カフェリエきさらづでは、木更津市で高齢者・障がい者・乳幼児の福祉事業を行うかずさ萬燈会と共働し、就労施設で作った商品を販売したり、清掃スタッフとして働いてもらったりと、障がいのある人が活躍する場所を作っています。
八天堂カフェリエきさらづ限定販売「くりーむパンきさらづブルーベリー」（290円）で使用しているブルーベリージャムは、かずさ萬燈会の就労支援施設で作られています。
初めてのくりーむパン作りに挑戦！
八天堂カフェリエきさらづでは、八天堂の工場をVRで見学できる「八天堂VR工場見学」や、手ぶらでバーベキューが楽しめる「パンベキュー」などさまざまな参加体験ができます。
今回、ひろみずさんとパン作り体験（1000円）にチャレンジさせていただきました。
成形するだけだから、簡単簡単！…と、まずはパン生地を作業台の上で転がすように丸めるのですが、ベタベタと台にくっついてしまいます。
丸める力が弱いからこうなってしまうとのことなので、力を込めてチャレンジ。しかし、ついにスライムのようにべったりと机に張り付いてしまいました。む、難しい！
成形できたらチョコペンで顔や模様を描いていくのですが、チョコを生地にうまく乗せるのがまた難しい！それでも何とか描きあげ、窯で焼いてもらいます。
パンが焼ける間、もう1つのパン作りを体験。
「皆さんたっぷりあるクリームの量に『本当に全部入るの？』と驚かれますが、こちらは八天堂のくりーむパンと同じ量なんですよ」と松井さん。
ちなみに、現在クリーム入れの工程は機械で行っていますが、以前は職人さんがこのように一つ一つ手作業で行っていたのだそうです。すごい！
「ゆっくりと一息に絞り入れるのがコツです」という松井さんのアドバイスに従いクリームを注入。
おっ、ほとんどのクリームが入ったぞ！今回は成功したかも！…と、ひろみずさんの手元を見ると…
成形とチョコペンでは負けましたが、クリーム絞りは私の勝ちですね！
と、盛り上がっているうちにパンが焼きあがりました。
作った２種類のパンは、オリジナル袋に入れて持ち帰り、翌日家でいただきました。
うさたんのパンはこねくり回したせいか、八天堂のくりーむパンのようなふわふわしっとりした口当たりではなく焼きしまった食感。しかし、厳選した素材で作られたパン生地から作られているだけに味は文句なくおいしい！少し甘めのたまごパンのような素で優しい味わいです。
作った私だけしか食べられない、世界で一つだけのパンの味でした。
パン作り体験は、20名まで同時参加可能なので、子ども会などで利用される人もいるのだとか。仲間や家族と参加すれば、盛り上がれること間違いなしですよ。
なお、枠が空いていれば当日の申し込みでもOKですが、事前の予約が安心です。
→各種予約は八天堂カフェきさらづの予約サイトから
充実のフードメニューを実食！気になる「カスタード添えカレー」の味は？
八天堂カフェリエきさらづでは、カレーにオムライスといったフード系から、くりーむパンで使われているパンを使ったフレンチトーストなどのスイーツ系まで、幅広いカフェメニューを提供しています。
今回私は「彩り野菜とエビマヨのカフェリエライス」（セット1980円）をチョイス。
ガーリックライスの上に、ぷりっぷりのエビマヨに半熟卵、新鮮な野菜がたっぷりトッピングされています。爽やかな後味の生姜ドレッシングとの相性もよく、見た目以上に食べ応えのある一品です。
セットにはドリンク、季節のスープ、ミニくりーむパン、くりーむパンの中に入っているカスタードクリームが添えられていました。
カスタードクリームは、カフェリエライスにプラスして、甘じょっぱ系に味変したり、コーヒーと一緒に味わったりして楽しむのだそう。私はそのままスプーンですくって食べました。濃厚なクリームはまるでパンナコッタのよう。うん。これは立派なデザートです！
ひろみずさんが選んだのは、1番人気の「10種のスパイスカレー 八天堂特製カスタードくりーむ添え」（セット1950円）。
10種類の香辛料と、じっくり炒めたオニオンで丁寧に作られた程よい辛さのカレー。このカレーにカスタードクリームを入れて食べてくださいとのことですが…
「スパイシーなカレーが、クリームを入れることでと辛さがマイルドに、まろやかになりました。クリームとカレー、ありですよ！」とひろみずさん。なるほどこれは私も試してみなくては。
2024年5月12日（日）まで1周年記念イベント開催中
八天堂カフェリエきさらづでは、2024年5月12日（日）まで1周年記念イベントを開催しています。
カフェでは直径約15センチ、まるでホールケーキのようなくりーむパン「びっくりーむパンプレート」が期間限定メニューとして登場。
また人気につき、くりーむパンのクッション（2500円）を限定40個再販します。
そのほか八天堂カフェリエきさらづ屋外広場では2024年5月3日（金）・4日（土）にミニマルシェを開催。
他にもキッズ向けのイベントやガラポン抽選会、1周年記念限定セット販売なども行われます。
今後も八天堂カフェリエきさらづでは季節ごとのイベントや、マルシェ、期間限定商品の販売を予定しているそう。
お客さんにおいしさとワクワクを届けるため、進化し続ける八天堂カフェリエきさらづ。全ての人が楽しめる心遣いがいっぱいの、おすすめスポットでした。
八天堂カフェリエきさらづ
住所／千葉県木更津市かずさ鎌足2丁目2-22（かずさアカデミアパーク内）
営業時間／平日 午前10時～午後4時 土日祝 10時～午後5時
休業日／なし（年末年始に時短営業や休業あり。詳しくはインスタグラムにてご確認ください）
駐車場／普通車40台 大型車2台
問い合わせ／0438-52-0810
