トランプ氏関税停止前の「買い時だ!!!」のSNS投稿に波紋 大竹「乱高下するに決まってるもんね」
4月11日（金）、お笑い芸人の大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組「大竹まことゴールデンラジオ」（文化放送・月曜～金曜13時～15時30分）が放送。朝日新聞の「トランプ氏、「買い時！！！」投稿 関税停止発表４時間前、ＳＮＳに 「相場操縦」の恐れ、指摘も」という記事を取り上げ大竹やジャーナリストの青木理らがコメントした。
トランプ米大統領が、相互関税の一部を一時停止すると発表する約４時間前に、「買い時だ！！！」などとＳＮＳに投稿したことが波紋を呼んでいる。その後の発表を受けて株式相場は急上昇しただけに、買い時が「株」のことならば、株式市場をゆがめる発言だとの批判が出ている。
大竹まこと「買い時って株に決まってるじゃん。ナスとかキュウリな訳がないよ」
青木理「これはひどいですよね」
大竹「ひどいよね」
青木「朝日が結構詳しく書いてるんですけど、要するにNY株式市場が開いて7分後もトランプ氏が書いたのがその買い時だっていうのは、「THIS A GREAT TIME TO BUY!!!」って書いてて」
太田アナ（アシスタント）「日本語訳すると絶好の買い時だと」
青木「その直後に追加関税の一部を免除の発表があって」
大竹「それは乱高下するに決まってるもんね」
青木「完全にこれあれですよ。アメリカ大統領が主犯格のインサイダー取引ですよ（笑）。これはひどいですよね」
大竹「これで情報に敏感な人とか金を持ってる人が、何千ドルもこういった時に売り買いしたら、とんでもない金額になるよね」
青木「そんなことを平気でやるのを見てると、トランプ氏自身がどうかは別としても政権内部にもこれで株とか買ってるやついるんじゃないの？っていうふうに思っちゃいますよね」
大竹「ひどいと思います。でも日本はあれだよね？株の取引、国会議員はやっちゃいけないんだよね？確か」
青木「いや、国会議員も株持ってはいますよね」
大竹「持ってはいるけど、売買だかそんなしちゃいけないみたいな」
壇蜜（パートナー）「なんか縛りあるんですか？」
大竹「それはだって国会議員ともなれば、いろんな情報入ってくるでしょうし」
大竹が言っている国会議員の株取引について、国務大臣については、『国務大臣、副大臣及び大臣政務官規範内』の「株式等の取引の自粛及び保有株式等の信託」において、「国務大臣等としての在任期間中は、株式等の有価証券（私募ファンドを含む。）、不 動産、ゴルフ会員権等の取引を自粛することとする。」との規定がある。（筆者注）