ふんわり卵に甘酢と鶏ガラスープが絡む天津ラーメンやキャベツと肉ぎっしりの餃子も絶品【大三元】父の味を守る立山町の人気中華店
小さいころに慣れ親しんだ味は、大きくなっても飽きずに食べたくなるもの。
母や祖母が作ってくれた家庭料理や、家族でよく出かけた店の料理など、ふとした瞬間に食べたくなる味はあるものです。
立山町やその周辺に暮らす人にとって、中華料理店「大三元」もそんな店のひとつ。
2022年に一度閉店したものの、その味を惜しむ常連客の声に応えて店を再オープンし、親子2代にわたって60年以上も鉄鍋をふるい続ける人気の店です。
立山町で60年以上! 人気の中華料理店「大三元」
立山町の中心部を西へ少し外れた県道沿い、富山市の藤ノ木や山室などの住宅地からもほど近い場所にあるのが「大三元」です。
1965(昭和40)年の創業で、2026年で61年目。
現在の店主で2代目の柴田博之さんが生まれた年に、先代で父の和弘さんが創業しました。
店は、先代の和弘さんの逝去や厨房の老朽化などを理由に、4年前に一度閉店しました。
しかし周囲からの再開を望む声に応えて、ほどなくリニューアルオープン。「父から受け継いだ味を残していきたい」と決意して、再び歩み始めました。
文句なしの大定番! ラーメンとチャーハンのセット
そんな「大三元」で愛される1番人気のメニューは町中華の大定番、ラーメンとチャーハンのセットです。
1人前のラーメンと小サイズのチャーハンがセットになって、ちょうど税込み1000円。
好みを選ばない醤油スープのラーメンと立山町のコシヒカリを使ったチャーハンで、シンプルながら誰からも愛される味です。
細麵にしっかり絡むコク旨スープ
ラーメンは透き通ったスープで、コクのある味わい。細麵ですが、しっかりと絡みます。
トッピングも、豚バラのチャーシュー、メンマ、ネギとシンプル。ですが、この味を求めて店の再開を待ち望んだ人も多かったんだとか。
食べ進めるうちに箸とレンゲが止まらなくなり、食べ終わったころにはまた食べたくなる。そんな常連客の気持ちもわかる納得のおいしさです。
チャーハンにはチャーシューごろごろ
セットのチャーハンも、コシヒカリに刻んだチャーシューがゴロゴロと。玉子が米の一粒ひと粒にしっかりと絡んで、中華料理店ならではのパラパラ感です。
薬味にはネギ、横に添えられているのは紅ショウガ。特に奇をてらった何かがあるわけではありませんが、食べ応えがあり、満足感を満たしてくれます。
一緒に注文したい! キャベツの甘みが詰まった餃子
ラーメンやチャーハンなどのメインの食事と一緒に注文したいのが、こちらも町中華の大定番と言える餃子です。
皮はどちらかというと厚めで、しっかりタイプ。
焼き目が香ばしくパリッとしつつも、噛むとモチッとした食感も楽しめて、絶妙な焼き加減がたまりません。
そんな皮からはみ出すほどぎゅうぎゅうにつまった餡には、たっぷりキャベツを使用していて野菜の甘みが感じられます。
ひき肉の旨味が食欲をかきたてて、食べるとごはんが欲しくなる人気のサイドメニューです。
ふんわり玉子に甘酢がアクセント 「天津ラーメン」
シンプルな定番メニューが、きちんとおいしい。
そんな「大三元」でちょっとだけ変わり種ながら人気なのが、「天津ラーメン」です。
ふんわりとした玉子を甘酢ダレでまとめた天津飯は、チャーハンとの代わりにラーメンとのセットにする人も少なくありませんが、そんな天津飯をラーメンにアレンジしています。
カニ玉からじゅわ~っとスープがあふれておいしい
ごはんが麺に変わっただけ、とあなどってはいけません。
とろみある甘酢ダレと透き通ったラーメンスープを、ふんわりと気泡たっぷりのカニ玉が吸い込んで旨味が凝縮。麺と一緒にほおばると、カニ玉からじゅわ~っとスープがあふれ出し、安心できるやさしさと濃厚な味わいを堪能することができます。
長く店に通う常連だけでなく、久しぶりに店を訪れる客からも、変わらない味にホッとするという声もあるのだそう。
親子で受け継がれる味は、これからも長く愛されていきそうです。
出典:KNBテレビ「いっちゃんKNB」
2026年2月3日放送
記事編集:nan-nan編集部
【大三元】
住所 富山県中新川郡立山町草野158
営業時間 11:00~14:00
定休日 土・日・祝