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爪は「健康の鏡」? でこぼこや薄い爪でわかる血液の栄養状態【DON’T DIE 100歳まで健康に生きるアルブミンの法則】

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爪は「健康の鏡」? でこぼこや薄い爪でわかる血液の栄養状態【DON’T DIE 100歳まで健康に生きるアルブミンの法則】

爪が割れやすいのはアルブミンが減っている証拠

 アルブミン値は血液検査によって正確に把握できますが、実は日常生活の中でも、ある程度その目安を知ることができます。

 分かりやすく真っ先に変化が現れるのが「爪」です。爪の主成分はタンパク質でできているため、体内のタンパク質量を反映するアルブミンが不足すると、爪が薄くなる、割れやすくなる、表面がでこぼこするといった変化が見られることがあります。実際に数値で見ても、アルブミン値が4.0g/dl以下の人は、爪がもろくなり、表面に縦筋やでこぼこが見られる傾向が。一方、アルブミン値が4.8g/dl以上の人の爪は、表面がなめらかでツヤがあり、適度な厚みと弾力が保たれています。

 真っ先に爪に変化が現れる理由として考えられるのは、生命維持の観点から見ると、爪は筋肉や内臓に比べて、タンパク質が供給される優先順位が低い部位であるためです。そのため、体内のタンパク質が不足すると、いち早く爪に影響が現れるというわけです。

 さらに私は、患者さんの髪とアルブミン値の関係も観察してきました。長年通院されている患者さんと、その患者さんが利用している理容師さんに協力をしていただき、アルブミン値と髪の状態が関係するのかを調査したのです。結果は、アルブミン値が4.6g/dlくらいまで高まってきた段階で、髪につやが出てくるようになりました。さらに4.7g/dlを超えると肌もきれいになってくることがわかりました。

 加えて、筋肉とアルブミン値についても同様に調査を行いました。結果は、アルブミン値が4.4g/dlを超えると、軽めの筋トレをするだけでも筋肉量が増えていくことがわかったのです。

 このように、髪にハリやツヤがなくなったり、抜け毛が増えたりする場合も、栄養状態の低下が影響していることがあります。さらに、以前より歩くと疲れやすくなった、力が入りにくくなったと感じる場合には、アルブミン低下に伴う筋力低下が背景にある可能性も否定できません。あくまで目安ではありますが、爪や髪、筋肉の状態を日頃から観察することは、アルブミン値や体の栄養状態を見直すきっかけとして役立ちます。

【出典】『DON’T DIE 100歳まで健康に生きるアルブミンの法則』著:栗原毅/栗原丈徳

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