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2023年末に、倉敷少年少女合唱団の「クリスマスコンサート」を観劇して親子共々楽しかったので、今度は「ニューイヤーコンサート」観劇してきました。

我が故郷倉敷に半世紀前から合唱団があったことを知りませんでしたし、あれほど心が動かされる舞台観劇ができるとは（しかも無料で）思いもなかったので、機会を逃す手はないと行ってきました。

「倉敷少年少女合唱団 ニューイヤーコンサート」の概要

1972年（昭和47年）に創設された「倉敷少年少女合唱団」は、毎年恒例行事としてクリスマスの頃にコンサートを開催していますが、2024年は特別にニューイヤーコンサートも開催されました。

おもな演目は次のとおりです。

・となりのトトロ
・サウンド・オブ・ミュージックから「エーデルワイス」「ドレミの歌」
・オペラ座の怪人　など

コンサートに参加しました

コンサートは倉敷市真備町にある、「マービーふれあいセンター 竹ホール」で開催されました。

例年、コンサートは12月とゴールデンウィークの年2回だそうですが、マービーふれあいセンター主催の「あいであ（市民企画公募事業）」採択事業として、ニューイヤーコンサートを開催することになったそうです。

独唱

児童音楽コンクールで受賞した3名による独唱です。

緊張感ときれいな歌声に、聴いているこちらの背筋が伸びました。大切に、ていねいに聴きたくなる歌を、会場で体感できるのはうれしいですね。

客席は暗く、舞台上はスポットライトが当たるなか、大勢の観客に見守られながらの独唱は、度胸が試されると思いますが、若い彼女たちのどうどうと落ち着いた姿勢にも感動しました。

ミュージカルシリーズ

「クリスマスコンサート」に続いて、今回も披露されたミュージカルシリーズです。

私はミュージカルが大好きなので、またアリエルや怪人さんに会えて感動しました。名作は何度観ても良い、いや、何度も観たくなるのです。

少年少女であることをひと時忘れてしまいます。心のなかで私も「クリスティーヌ…！！」と叫びました。

全日本合唱コンクール 全国1位受賞曲

倉敷少年少女合唱団は、2023年（令和5年）11月に開催された「第76回全日本合唱コンクール 大学職場一般部門」で最優秀賞を獲得し、岡山県勢としては50年ぶりの日本一となりました。

そのときの受賞曲が披露されました。

大人数での合唱で、当然のように調和することは、ものすごく大変なことだと思うんです。
ずれず、寸分たがわず、幾層ものハーモニーを本番の舞台で発揮できる努力たるやいかほどかと、少年少女の日頃の鍛錬に思いを馳せると、気が付けば泣いていました。

どれくらいの時間と情熱をかけると、これほど心動かされる芸術となるのでしょうか。

おわりに

2回目の観劇でしたが、とても楽しめました。
また機会があれば、ぜひ観劇したいと思ったところ、2024年4月28日（日）に、今度は倉敷市民会館の大ホールで定期演奏会があるそうです。

定期演奏会ではミュージカルの一幕ではなく、通して観劇できるそうなので楽しみですね。2024年は「サウンド・オブ・ミュージック」を披露するそうで、期待しかありません。

娘より親の私がはまっているのではとさえ思いますが、合唱に興味のあるかたは、ぜひご家族ご友人と観劇してみてくださいね。