走水沖ビシアジ船で43cmを筆頭に釣る人45尾【神奈川】入れ食いを満喫
7月22日(月)、東京湾走水沖のビシアジ釣りに出かけた。
走水沖でビシアジ釣り
7時15分、釣り客6人を乗せて出船。航程10分ほどでスローダウン。船長から「水深25mです、下から3mでやってみて下さい」のアナウンスで仕掛け投入。
付けエサは、船宿支給の赤短と、前日購入した刺し身用ヤリイカを米粒サイズに細かくカットして粗塩でシメた自作のエサを併用。下バリから、抱き合わせ、中バリに赤短、上には白短を装餌。
ビシ着底後、1m上げてから、数回シャクってまきエサを撒き、さらに2m巻き上げてアタリを待つ。
すると、1投目からクンクンと竿先にアジからのシグナル。追い食いを狙って1mスローに巻いてから電動リールのスイッチオン。小気味いい引きで下バリと中バリに中型の一荷。幸先いいスタートとなる。
入れ食いモードに突入
しかし、この日は大潮で、「走水」の名前の通り、潮がかなり速い。仕掛けが流され気味だが、釣り座スペースが広いのでオマツリはなく、釣りやすい。
朝イチは高活性で、船内のあちらこちらで竿が曲がる。右舷トモの斉藤さん親子は、下バリに買って来た青イソメ、上バリに赤短。左舷胴の間の田中さんは、自作の2本バリでエサは前者と同じ。
左舷ミヨシの駒野さんは船宿仕掛けで開始から連チャンモードに突入。タナで待つとすぐにアタる入れ食いが続く。右舷ミヨシの鈴木幸子さんも順調に数を伸ばしていく。
43cm大アジも登場
11時少し前、左舷トモに座る岡野さんの竿が大きく曲がった。時折、鋭い突っ込みをみせるので、その様子からマダイかと思ったそうだが、上がってきたのは圧巻の43cm大アジ。
やがて、潮が緩くなると徐々にアタリが遠くなって、ポツリポツリの展開に。そのまま13時に沖上がりとなった。
船中釣果は23~43cm21~45尾。私は30尾だった。持ち帰ったアジは刺し身に塩焼きと絶品の味わいを堪能した。
<週刊つりニュース版APC・間宮隆/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース関東版』2024年8月16日号に掲載された記事を再編集したものになります。