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TVアニメ『味⽅が弱すぎて補助魔法に徹していた宮廷魔法師、追放されて最強を⽬指す』放送開始直前!梅田修一朗さん×田澤茉純さんインタビュー|二人が互いに感じた「アレク」と「クラシア」の印象

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

2025年10月4日(土)よりテレビ朝日系全国24 局ネット“IMAnimation”枠・BS朝日・AT-Xにて順次放送、ABEMA・U-NEXT・アニメ放題にて独占配信が開始されるTVアニメ『味⽅が弱すぎて補助魔法に徹していた宮廷魔法師、追放されて最強を⽬指す』(以下、補助魔法)。

宮廷魔法師のアレク・ユグレットが、理不尽な追放を受けたことをきっかけにかつて“伝説”と謳われたパーティー「終わりなき日々を(ラスティングピリオド)」の仲間たちと再び冒険に挑む本作。

アニメイトタイムズでは、主人公・アレクを演じる梅田修一朗さんと、ラスティングピリオドのメンバーであるクラシア・アンネローゼを演じる田澤茉純さんにインタビューを実施!

放送を間近に控えた本作への印象や感想をはじめ、1クールの収録とは思えないほどに仲を深めた「ラスティングピリオド」キャスト陣のお話など、たっぷり語っていただきました。

 

 

【写真】TVアニメ『補助魔法』梅田修一朗×田澤茉純インタビュー

二人が互いに感じた「アレク」と「クラシア」の印象

──まず、1話の感想などを教えてください。

梅田修一朗さん(以下、梅田):1話は、アレクがまだラスティングピリオドに復帰する前の話から始まるんですが、アレクを追放する王子(レグルス・ガルダナ:CV阿部敦)が登場します。キャラクターがすごく立っていて、めちゃくちゃ追放しそうだなという感じがあって。阿部さんと掛け合いをさせていただいて、本当に楽しかったですね。アレクとしては辛い状況ですけれど、視聴者からすると「お!追放だ」と、タイトルにもある通り(笑)。

 

 

──そこからスタートだ、というような。

梅田:また、アレクには師匠がいまして、(過去の)やり取りが描かれているんですが、そういうところも物語に引き込まれる要素になっているんじゃないかな、と個人的には思います。あとはもちろん、ヨルハに再会するシーンは、これから物語が動いていくんだなというところなので、アレクと一緒にわくわくしてもらえるところじゃないかなと。

大体1話の見どころ全部言いましたけど(笑)。

田澤茉純さん(以下、田澤):あの……私が言うところは残しておいてくださいよ(笑)。

梅田:二人の総意です!

田澤:(笑)。クラシアは、1話の時点だと学生時代の回想での登場で。しかも戦闘シーンということもあって、どんなキャラクターなんだろうっていうのがまだ分からない状態です。なので、2話以降を楽しみにしていただければと!

 

 

──梅田さんから⾒て、クラシアはどんなキャラクターですか?

梅田:見た目の雰囲気通り、すごく技術的なキャラクターというか。分析できる、状況を把握する能力にすごく長けているんです。

ただ、それとは裏腹に大食いだったりとか、オーネストとの“物理的”なコミュニケーションを取るほど仲が良いとか、すごく魅力なキャラクターだと思います。見た目通りの印象と、見た目からは想像できない真逆の印象もあって。

田澤:一番ギャップがあるかも。ラスティングピリオドはみんなギャップがあるけど!

──⽥澤さんから⾒たアレクはどんなキャラクターでしょうか。

田澤:1話だと、追放されているシーンや王子たちといるシーンなので、自分の意見が言えないタイプのように見えますが、吹っ切れたアレクはそんなことなくて。結構言うことは言うし、口も悪くなるし(笑)。

一同:(笑)。

田澤:でも、そこが私はすごく好きだなーって思います。

 

 

自身が演じるキャラクターと似ているところは?

──田澤さんは、梅田さんがアレクと似ていると思うところはありますか?

田澤:うーん、ないなぁ~(笑)。

梅田:ラスティングピリオドのキャストといる時は、アレクっぽくなることはないかもしれない。

田澤:(梅田さんを)3人でいじることはあるけど(笑)。

一同:(笑)。

 

 
田澤:なにかある?(梅田さんに向かって)

梅田:アレクは、宮廷のことがあったから自信をなくしているけれど、元々は好奇心から来る自信を持っていて。ナルシストとかそういう意味じゃなく、好奇心があるからこそ、いろんなことに貪欲に行くような。

僕は逆に自信家タイプなので、そこはアレクと違う気がします。でも、彼と似ていると思うところは、自分の好きなことなら没頭して喋っちゃうところ。

田澤:分かる!ずっと喋ってて、うるさいって言われてて。

梅田:その時は何の話してたんだろ……。

田澤:カメラじゃない?

梅田:あ! 僕、カメラが好きで、最近入門機を買って。茉純さんもカメラがお好きだそうなので、その話をしていて。

田澤:わーって話していたら、水中(雅章)さんが「うるさい!」って(笑)。

──では梅田さんは、田澤さんとクラシアが似ていると感じる部分などはありますか?

梅田:クラシアっぽいな、という絶対的な一点があります。本当にリンクしていて……「ごはんが大好き」。

ラスティングピリオドの4人の中では、ごはんを食べるキャパシティが一番少なそうなのに、誰よりも最後までおいしそうに、(みんなの)倍の量食べます。

田澤:3人でバーンって盛り上がっているのを、ふんふんって聞きながら延々と食べてます。会話には入らず。

梅田:だから水中さんもシカコ(久保ユリカ)さんも「おいしそうに食べるね」って。

田澤:「もっと食べな」って言ってくれるので(笑)。

 

 
梅田:茉純さんは僕の先輩なんですけれど、僕も「いっぱい食べるね!」って……いつの間にか、茉純さんを3人で見守る会になってましたね。ご飯が好き!ってところはクラシアとの共通点ですね。

あと、ツッコミもクラシアと似ていて。氷の矢を刺す感じ。シカコさんや水中さんが僕をいじっている時に、一緒にキャッキャしながらも、ちゃんとクリティカルなツッコミを入れてくれるのは茉純さんかも。的確にトドメを刺すのが得意なところも、クラシアに似ているかもしれない。

逆に、ぜんぜん違うところは……なんだろう?(田澤さんに)自分で「違うな」って思うところは?

田澤:(自分は)知的じゃないし、回復魔法は使えないでしょ〜? クラシアはしっかりしたお姉さんな感じなんですけれど、私は全然違うので。しっかりしていないし、お姉さんでもないから。そこは違うなって私は思ってますよ?

梅田:でも、僕からしたら、「時折」先輩(に見え)……あっ。

田澤:「時折」?

梅田:いえ、「いつも」です! いつも先輩ですし、勝手に頼もしく感じている部分もあったので、たまに垣間見えるしっかり感というか、集中している時の茉純さんは、クラシアに通ずる部分があるかなと思います。

田澤:久保さんと水中さんが、お兄さんお姉さんしてくれるので、お二人に甘えちゃってる、というのはあるかもしれない。

 

この4人だからこそ生まれた「ラスティングピリオド」の心地良いやり取り

──アレク⼀⾏は魔法学院での成績が上位を占めていますが、 お⼆⼈の学⽣時代はいかがでしたか? 何か印象的なエピソードなどあれば教えてください。

梅田:僕、勉強はあんまりでしたけど、生徒会には所属していました。

田澤:え、生徒会長?!

梅田:いえ、生徒会役員だったんです。

「生徒会長になる」と1年生の頃から言っている男がいて、その子が「生徒会活動は梅田とやりたい」と言ってくれて。誰もが「梅田修一朗は生徒会に向いていない」と思っていたのに、その子が僕を推薦してしまったんです。生徒指導の先生からも「本当にやるのか?」と訊かれ。「彼に一緒にやりたいって言われたなら、やりますよ」と言って、選挙に出た記憶があります。

元々内気ではあったんですけど、いざやる時の踏み外し方は当時から上手だったので、最終的に何をしたかは覚えてないですが、生徒会役員でした。

 

 
田澤:中学? 高校の時?

梅田:中学の時です。高校の時は、ちょっとしょんぼりしていました。

中学時代に、僕が兄のように慕っていた同い年の幼なじみの男の子がいて。彼が、県で一番の公立高校を目指すと言うので、僕も同じ高校を目指していたんです。

結局一緒の高校には行けなかったんですが、勉強をした甲斐もあってそれなりの高校に入ることができて。ただ、一人になったことと、周りも頭が良いから挫折してしまって。そこでまた新しいオタク趣味に出会うんですけどね。

田澤:私の中学時代は、1日6食ぐらい食べてました。

梅田:え!? すごい! どの時間に食べてたの?

田澤:朝食べて、お昼前に食べて、お昼食べて、夕ご飯の前に食べて、夕ご飯食べて、その後に食べてた。

梅田:運動は?

田澤:してない……。運動部に入ってなくて。

梅田:部活にも入ってなかったの?

田澤:中学は演劇をやっていて、部長もやってました。高校の時は帰宅部です。授業が終わったら家に帰って、ただ食べるだけの生活(笑)。何もしてなかったですね。食べて寝て……ってしてました。

──特にお好きな食べ物とかあるんですか?

田澤:(強く)お米が好きです!!!

 

 
梅田:ラスティングピリオドのみんなでごはんを食べている時、いいな、安心するなって思うシーンがあって。例えば海鮮の居酒屋に行った時に、みんなお刺身とかをおつまみで頼むじゃないですか。でも、茉純さんは海鮮丼を頼むんですよ。最高じゃないですか?!

田澤:いつものメンバーだから、そういうこともできるようになりました。全然知らない人たちの集まりや、普通の会ではやらないです。

──皆さん本当に仲良しなんですね。

梅田:何かすごく……何て言うんだろうな。アフレコ自体は12話でしたけれど。

田澤:1クールの短さを感じないくらいすごく仲が良い。

梅田:2クール分ぐらいの(感覚ですね)。今日もこうやって会うのは1か月半ぶりぐらいで、確かに久しぶりだなとは思うけど。

田澤:1クールの作品って、仲良くなるのが収録の終わりかけだったり、その場では仲良くなれずに次の現場でご一緒した時に仲良くなったりで。1クールでこんなに仲良くなることないかも。

梅田:「この4人でよかったよね」っていう話をみんなでしていました。

──最後に、いよいよ放送開始となる本作を楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。

梅田:タイトルを読んだだけでも、追放されて最強を目指すんだ、というのは分かると思うんですけど(笑)。アレクという男の子がどういうふうに立ち直っていって、実はアレクはどれだけすごい魔法使いなのか、というところも、これからどんどん見せられる場面が出てくると思うので、楽しみにしていただきたいなと。

また、ラスティングピリオドのやり取りや空気感がすごく心地良くて、ワクワクする場面も多いので、ぜひ一緒に冒険をするような気持ちでアニメを見てもらえたらなと思います。

田澤:『味⽅が弱すぎて補助魔法に徹していた宮廷魔法師、追放されて最強を⽬指す』。やっぱ(タイトルを)一回言っておかないと。

梅田:そうだね(笑)。

田澤:どんどん話数を重ねるごとに、戦闘シーンがすごく増えていて。後半はずっと戦っているぐらい盛り上がっているので、ぜひ最後まで見届けていただけたら嬉しいです!

 

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