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今週のヘラブナ推薦釣り場【千葉県・道の口沼】

TSURINEWS

千葉県匝瑳市の「道の口沼」(提供:週刊ニュースへら版APC・中村直樹)

相次ぐ寒波の影響で、どこの釣り場でも苦戦が続く。このような時期の救世主となるのが、千葉県匝瑳市にある道の口沼だ。たび重なる放流と自然繁殖によって、魚影の濃さは釣り堀以上。厳寒期でも短時間でのツ抜けが可能だ。

道の口沼のヘラ釣り場

日本有数の植木の町として知られる千葉県匝瑳市の郊外に位置する道の口沼。かんがい用ため池で、形状はほぼ正方形。周囲約300m。例年だと4月上旬に通水されて満水になり、農繁期が終わる8月末に通水が止まる。それ以降は雨水のみが水源。

昔から日研・全放協による定期放流が行われているうえ、自然繁殖が盛んなので魚影は抜群に濃い。数多くの野釣り場を見てきているが、私の知るなかではトップクラスの魚影を誇る。

盛期には時間30枚以上、半日での束釣りも可能なほどだ。減水する厳寒期でも、オデコの可能性は極めて低い。暖冬だった昨年は、冬期でもトロ巻きセットのカッツケで釣果が出たほどだ。今冬は大減水しているものの、ウキは動いておりオデコ知らずで楽しめている。

近年はこの魚影の濃さが有名になり、遠方からも訪れる釣り人が格段に増えて活気が出てきた。外来魚が極めて少ないのも特徴で、容姿端麗なヘラがサイズ以上の引き込みを見せてくれる。

温暖な九十九里浜に面しているので都心部よりも暖かく、上着1枚ぶんほどの差が出る。温暖でよくウキが動く同沼は、まさに「冬のオアシス」と言えるような釣り場だ。

ヘラブナのポイント

水深はいずれも満水時。現在は50~60cm減水。

釣り場の図(作図:週刊ニュースへら版 APC・中村直樹)

北岸・フェンス前

同池のメインポイントで、年間を通して釣り人が入る。中央付近が深く1.5m前後。そこから両サイドにかけて浅くなり80cmほどとなる。目立ったポイント差はないが、駐車スペースから近い東寄りのほうが魚影は濃い気がする。季節風を完全に遮るで、日によっては防寒着いらずで楽しめるだろう。

一番人気の北岸・フェンス前(提供:週刊ニュースへら版 APC・中村直樹)

南岸・民家前

同池の最深部を控えるポイント。水深はコンテナ前が最も深く1.8mで、東に寄るほど浅く1.3mほど。おもに夏場のポイントで、冬は日当たりが悪くて人気がない。

東岸

数人乗りの既設釣り台から狙うスタイルとなる。南寄りの台が最も深く1.6m、北寄りの台で1m前後。冬期は季節風をモロに受けてしまうが、車を背後に止められるので意外に狙う人が多い。

西岸

以前はパレットがズラリ並んでいたが、近年になり大半が撤去された。南寄りが深く1.5m前後、北寄りが浅く1mほど。釣り人が少ないポイントだが、冬期は季節風を背負える利点がある。

西風に強い西岸(提供:週刊ニュースへら版 APC・中村直樹)

釣り方・エサ

どのポイントも通常なら6~10尺竿で十分釣りになり、竿が長くなるにつれて魚影も薄くなる。減水している現在は10~13尺竿が使いやすい。

暖期は宙釣りでも十分狙えるが、冬期は底釣りが無難。中小ベラが主体のため、道糸0.8~1号、ハリス0.4~0.5号、ハリは共エサならグラン鈎またはダンゴ鈎4~5号。ウドンなどの固形物の食わせにはオカメ鈎3~4号くらいが基準だろう。

水深が浅いので、ハリスは短いほうが釣りやすい。ウキはボディー5cm前後の浅ダナ用がベスト。エサは好みでよく、グルテンセット・両グル・ウドンセットなど、どれでもアタリはもらえる。

7寸前後の新ベラを狙うなら、バランス底でエサは両グル。8~9寸の旧ベラ狙いならウドンセットの段底がいい。なお水深が浅いので風流れが出やすい。流れたらライトドボンが効果的だ

<週刊ニュースへら版 APC・中村直樹/TSURINEWS編>

この記事は『週刊へらニュース』2021年1月22日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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