夏の漁港でのルアー根魚釣りで45cm頭にアイナメが連発【北海道・噴火湾】
北海道・噴火湾方面に夏のロックゲームへ。35cmの中型アイナメを皮切りに、複数の小~中型サイズがヒットする中、ベテランアングラーからの大型狙いのアドバイスを試し、見事に良型をキャッチできた釣行の模様をレポートします。
開始直後に中型のアイナメキャッチ
夏のアイナメは、潮通しの良いエリアのストラクチャー周りに着いていることが多く、今回エントリーした漁港も、そういったシーズンのアイナメの動きに合わせて、外海から水が入る船道の突堤周りを狙いました。
最初はリーリングやロッドアクションでズル引きや横方向のシェイクを試しましたが、反応が良くなかったため、縦の動きにチェンジ。テンポを早めたリフト&フォールに変えると、「ググっ!」と引っ手繰るような気持ちの良いバイトが!夏のアイナメは元気がよく、サイズ問わず良い引きを楽しめます。
上がってきたのは、35cmほどの中型のアイナメでした。
移動した漁港では小型本命&クロソイ
その後、反応が無くなったため、漁港を移動。同じく潮通しの良いエリアにエントリーすると、小型のアイナメが連発!また、25cmほどのクロソイも顔を見せてくれました。魚から頻繁にコンタクトがあり、この漁港も楽しませてくれました。
サイズが伸びずに漁港を移動!
小型~中型が連発するも、大型へのアプローチが噛み合わず、「ここじゃないなぁ」と思い、再び移動を決意。今回の釣行で3つ目の漁港へ。ここはあまり訪れたことがなく、去年の秋以来、久々に訪れる漁港です。
釣行日は若潮で、潮の動きが少ない日でしたが、この漁港の先端部の突堤エリアは外海からの潮の効きが良く、雰囲気があり、「ワンチャンあるかも!」と期待してエントリー。
少し遠目にキャストし、開始早々に小型サイズをキャッチ!
45cm筆頭に良型3連発!
その後、手前の敷石周りを攻めましたが、反応なし。ロックゲームのベテランアングラーから「夏はスピードと波動のアプローチが大切」というアドバイスを受けていたので、早速実践。シンカーを14gから17.5gに変更し、縦に刻んでリフトするスピードを上げた瞬間、「グッ!ググッ!」とティップが入りフッキング!久々の強烈な引きに「ジーッ!ジーッ!!」とドラグが鳴り、ヒヤヒヤとワクワクが止まりませんでした。
慎重にやり取りし、ランディング成功。45cm・1200gの良型アイナメをキャッチしました!
その後も同じ手前の敷石周りを同じアプローチで攻めると、立て続けに良型がヒット!43cmと37cmのアイナメが連発し、完全にパターンにハマった感じでした。
「魚の目線を変える」 「スピードを変える」
縦の釣りか横の釣りか、シンカーを調整してスピード感を変えるか…ベテランアングラーやトーナメンターの方々の話が少し理解でき、「なるほど!」と結構大きな声でつぶやきながら1人でランディングしていました(笑)。周りに誰もいなくてよかったです(笑)。
夏枯れ間近の7月半ばでも楽しめる北海道のロックゲーム!
数もサイズも出て、ここ最近で一番満足のいく釣行ができました。気温が上がり、夏枯れが近づいていますが、7月中はまだまだロックゲームが楽しめそうです。8月に入ると本格的に夏枯れが進みますが、その中でもできる限り、1回の釣行でアイナメを追い続けられたらと思います。
<久末大二郎/TSURINEWSライター>