【今が旬】常備したい夏の名脇役!「大葉」を使いこなすコツ&長持ちさせる保存方法
夏の食卓に欠かせない、香り豊かな大葉。薬味として使うことが多いですが、実は健康や美容に嬉しい魅力がたっぷり詰まっています。今回は、夏にこそ積極的に取り入れたい大葉の効能と取り入れ方のコツ、さらに鮮度を保つ保存方法をご紹介します。
大葉は夏の健康管理の味方!
大葉は、夏の健康と美容の両方を叶えてくれる栄養の宝庫。
まず注目したいのがβカロテン。
野菜の中でトップクラスの含有量で、強い紫外線から肌を守る抗酸化作用を発揮してくれます。
また、独特の香り成分「ペリルアルデヒド」が、食欲アップや消化をサポートしてくれます。
抗菌作用も期待できるので、食中毒対策にもうってつけ。
さらに、ビタミンCは免疫力アップや疲労回復に、鉄分は貧血予防や疲れにくい体作りに効果が期待できます。
豊富な栄養素が夏の健康をサポートして、キレイも元気も叶える毎日を後押ししてくれますよ。
薬味だけじゃもったいない!大葉を取り入れるコツ
「薬味として添えるだけ」ではもったいないのが大葉の魅力。
実は、切り方を変えるだけでさまざまな料理に活用できるんです。
1枚丸ごとなら、手巻き寿司や天ぷらのほか、醤油漬けにすればごはんのお供にもなります。
ハンバーグやつくねを包んで焼くのも◎
見た目のアクセントにもなり、香りもしっかり楽しめます。
縦に2等分なら、餃子や春巻きの具材にぴったり。
おにぎりに巻いても食べやすく、サンドイッチにはさんでも爽やかな風味がプラスできます。
千切りは薬味の定番。
冷奴や丼もの、そうめんやパスタのトッピングにすれば、食欲をそそる香りがふんわり広がります。
みじん切りなら、混ぜご飯や卵焼き、餃子やつくねの生地に混ぜ込むのがおすすめ。
料理全体に爽やかな風味が広がります。
ドレッシングやソースに加えても◎
料理に合わせて切り方を変えて、毎日のごはんに無理なく取り入れてみましょう。
鮮度長持ち!大葉の簡単保存方法
「せっかく買った大葉、気づいたらしなしな……」なんて経験ありませんか?
実は、ちょっとしたコツで驚くほど長持ちするんです。
瓶やコップに2〜3cmほど水を張り、大葉の軸の部分だけを水に浸し、ふたやラップをして冷蔵庫の野菜室へ入れましょう。
葉の部分が水に浸からないようにするのがポイント。
この方法なら、2週間ほど保存可能です。
水は2〜3日に一度交換してくださいね。
大葉で夏の元気をチャージしよう
栄養豊富で香り豊かな大葉は、まさに夏の味方。
冷蔵庫に常備して、夏の食卓をもっと元気に、美味しく楽しみましょう!
◆ライター / satomi
食べること、作ることが大好きな30代。
夫婦揃って美味しいものに目がなく、週末はごはん屋さんを巡ってあちこち街歩きを楽しんでいます。
家ではハーブや野菜を育てたり、肌荒れ改善のために飲んだ甘酒をきっかけに発酵食の魅力に取り憑かれ、手軽に作れる発酵ごはんや発酵スイーツを日々研究中です。
自分の経験を活かしながら、大好きな食を通じて「美味しいしあわせ」をお届けできれば嬉しいです。
保有資格:オンラインフードクリエイター