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J.フロントリテイリングが150億円を上限に自己株式を取得 2025年2月期決算は過去最高を更新

セブツー

大丸松坂屋百貨店を傘下に持つJ.フロントリテイリングは4月14日、2025年2月期の通期連結決算を発表した。売上高にあたる売上収益は4418億7700万円(前年比8.6%増)、営業利益は581億9900万円(同35.2%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は414億2400万円(同38.5%増)と大幅な増収増益だった。売上収益とすべての利益が過去最高を更新した。

大丸や松坂屋の百貨店事業は、売上収益は2636億4300万円(前年比10.3%増)、営業利益は296億7700万円(同26.7%増)と増収増益で、心斎橋店や京都店のインバウンド売り上げが好調で収益を押し上げた。インバウンド売上は2019年対比で倍増となる1300億円を突破した。

「パルコ(PARCO)」などのショッピングセンター事業は、売上収益は644億1800万円(前年比9.7%増)、営業利益は128億5000万円(同35.8%増)と増収増益だった。渋谷や心斎橋の「パルコ」もインバウンド需要を取り込み、インバウンド売上は460億円超を計上している。

デベロッパー事業は、売上収益は906億5800万円(前年比11.5%増)、営業利益は81億8900万円(同6.7%増)と増収増益だった。一方、決済・金融事業は、売上収益は131億3500万円(前年比0.1%増)、営業利益は14億6000円(同43.5%減)とわずかに増収だったが大幅な減益だった。

また、J.フロントリテイリングは4月14日に取締役会を開催し、150億円を上限に自己株式を取得することを決定した。1150万株を上限に取得し、取得期間は4月15日から8月29日まで。自己株式を除く発行済株式総数に対する割合は4.45%。

J.フロントリテイリングが同日発表した2026年2月期通期の連結業績予想は、売上収益は4590億円(前年比3.9%増)、営業利益は500億円(同14.1%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益は300億円(同27.6%減)としている。

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