ジュビロ磐田のセンターバック、江崎巧朗とヤンファンデンベルフに聞いたブラウブリッツ秋田戦のポイントとは…
ジュビロ磐田は8月2日、3週間ぶりのリーグ戦でブラウブリッツ秋田をホームのヤマハスタジアムに迎えます。前回4月20日の対戦は1−2と敗れましたが、リベンジを果たそうと選手は燃えています。
リカルドグラッサ選手が累積警告により出場停止となりますが、初めてセンターバックのコンビを組む江崎巧朗選手とヤンファンデンベルフ選手に攻守両面での活躍が期待されます。
DF江崎巧朗
-ヤンファンデンベルフ選手との連係は。
特徴が違うセンターバックなので、自分のやり方を多少変えながら今やっていて、まだこれがベストという感じではなくて、もっとやりながらベストを目指して見つけていくのがいいかなという感じです。
でも攻撃も守備もすごいアグレッシブにプレーするので、そこに対して自分もサポートしながら、自分の良さも出しつつみたいに、これからもうちょっと持っていければいいかなと思っています。
-痛めた箇所は問題ないですか。
まあ、それは…。問題ないです。けがということで。
-秋田のロングボールへの対応は。
長いボールを入れてくるのが特徴ですけど、ロングスローとかセットプレーも相手のペースでゆっくりやってくるので、そのゆっくりしたテンポとか、相手のペースに飲まれないようにというのが大事で、ロングボールというよりは、合間にプレーでちょっと時間が空いたりするので、そこで切らさないことだったりというのは結構大事かなと思います。
-ルール改正について。
最初の試合なので、多分審判もそこは意識してやると思うので、そこに対して自分たちがストレスをあまり感じないようにやっていきたいです。
-磐田にとっては有利に動きそうか。
相手によっては、という感じですね。ジュビロはすぐキーパーからプレーしようという感じなので、自分たちよりは相手のプレーが変わることもあるかと思うので、そこに対してもしっかり対応してという感じですね。
-再開初戦は重要になる。
どの試合も大事ですが、確かに再開というところもあるので、札幌でいい流れで来ているのをうまく続けて。僕は札幌戦は出ていなかったんですけど、(秋田戦に)出られたとしたらその流れを続けてやれるようにというのは意識していこうと思います。
DFヤンファンデンベルフ
-来日して3試合出場した後、中断期間に入った。調整具合は。
今日は正直結構しんどかったし、ボリュームのあるトレーニングというのはもちろん頭にあったし、実際にみんなもしんどそうだった。
先週のトレーニングが結構ハードで、そのまま練習試合をして、ちょっと休みがあってというところで、全体的に疲れというのもありますが、コンディションは想定内だと思います。
-江崎選手とのコンビについて。出場した3試合はセンターバックの右側だったが、今度は左になりそう。
リカ(リカルドグラッサ選手)とのコンビも問題なくできていましたが、正直左の方がやりやすいです。センターバックは競争が激しいので、エビ(上夷選手)もいるし、陸(森岡選手)もいるし、巧朗(江崎選手)を含め誰が出るか分からないですが、その中で左ができれば自分の持ち味が出るし、練習試合でも左をやったんですけど、自分がもっと生きるんじゃないかなと思っています。
-特長の縦パスを生かすため、受け手との連係も重要になる。
オランダでも自分の役割としては縦に刺すというのが大きい部分を占めていたし、それがみんなも慣れていたというのがあって、そういうボールを当たり前のように出してきました。
日本でも自分のボールを入れるためにコミュニケーションが必要です。徳孟(川合選手)はすごい才能ある選手だし、すごいいい形でボールを受けてくれ、ペイショットもすごくいい形で受けてくれます。他の選手も技術のある選手たちなので、分かり合えさえすれば問題なくやっていけるんじゃないかと思います。
それとウチの両ウイングの謙(倍井選手)とジョルディ(クルークス選手)はこのチームの中ではベストプレーヤーで、攻撃の起点になるのは分かっています。だからこそ真ん中に刺して相手を寄せてから外を使うことで、より時間とスペースを彼らに与えることができるし、そうなったらもう彼らを止められる相手はいないと思います。
-長身のファンデンベルフ選手の加入でセットプレーの強化も期待されます。
自分たちの中でセットプレーをもっともっと良くできますし、それをしっかり毎回練習の中で積み上げているので、背の高い選手も多いし、十分得点できるようなチャンスはあるし、もっとシャープに集中してやりさえすれば、ゴールはすぐに生まれると思います。