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アルカリ性で、私の心を赤くして~宇土市住吉町あじさい園~

肥後ジャーナル

アルカリ性で、私の心を赤くして~宇土市住吉町あじさい園~

梅雨と言えば紫陽花。 アポなしの行き当たりばったりのプチ旅で、宇土市の紫陽花を見に行ったら、他にもとても心地よい風景に出会いました。

熊本市から車で出発しておよそ40分

宇土市住吉町のあじさい園を目指します。

到着しました。少し曇っており、けれども風が涼しい..随分遠くへきたもんだ、という気分が一気に押し寄せます。 なぜなら

そこに海があるから。風の種類が街中とは別物。強さも香りも温度も。常日頃排気ガスの多い所で仕事をしていれば、それだけで癒されます。

海辺の猫たちも mostのんびり!ほぼ目が開いてない!

私が行った5月27日はこんな感じ。

まだ緑の多い紫陽花。

でも咲いた花はこれでもかというくらいみずみずしく美しい。ほう、とため息がでます。

仲睦まじいカップルの方とすれ違った時に聞こえたのですが.. 「紫陽花は土壌の酸性度によって花の色が変わるんだよね」 「あ、そうそう酸性なら青、アルカリ性なら赤だよね」 って、えっ!ほんとにい!!?? こんなWikipediaみたいな会話をされていたので調べてみたら、全くその通りでした。なんて知的な会話なんだ。ありがとうカップルの方!知りませんでした。(お勉強とは無縁な学生時代だった事を痛感)

見どころは紫陽花だけにあらず。おフランス模写、たはれ島!

海の方に目を向けるとこんな景色。

「うっそ!熊本のモンサンミッシェルじゃん!」と驚きの声をあげてしまいました。 おフランスのモンサンミッシェル↓

熊本バージョン ↓

ほら!すごい!めっちゃ似てる!モンサンミッシェルじゃん!と大騒ぎしていましたが連れはピンとこない様子。しかし調べてみると「宇土のモンサンミッシェル」と呼ばれているようです。やっぱり。

素敵です。たはれ島、たばこ島、はだか島と言われております。なんともずっと眺めていても飽きない。詩的な景色です。

紫陽花の丘を登る~住吉灯台

近くには住吉灯台も。

階段を登り、まずは灯台へ向かいます。

ででん!灯台!でも草木が生い茂っており、なかなか全貌が見えません。

かなりの大きさです。

首がどうにかなるーーーー!という角度で撮って

こちら。素敵!歴史を感じるコンクリートに心奪われます。

なかなかの迫力なので是非見てほしいものです。

さらにぐるりと登り住吉神社へ。

苔の生えた小さな階段が続きますので滑らないよう注意してください。

住吉神社。100円でおみくじもありました。参拝しておみくじを引きましたが私にはろくな事が起きないような内容でしたので日々気を付けます。

下り道、この場所に立っていたら木々の隙間からものすごい風が。目を閉じてゆーっくり立っていると 「ここが一番涼しい場所なんですよ」と、声が。 「ん?!神様の声!?瞑想深めすぎた!?」目を開けて見るとにこやかな紳士が下から微笑んで居られました。 「いいでしょう?海の風は。素敵な島や色々見られましたか?」と言われ、こちらの住民の方なのだなあと色々お話を伺っていました。同じく通りかかりの方2名も交えて風を浴びながらプチ座談会のようなものが始まり、この山の木々の話や、それを研究する人達が居られること、子供の頃おやつ替わりに木の実を取って食べていたこと、たはれ島が枕草子にも詠まれた有名な島である事を聞きました。 く、詳しいし、話慣れておられる! すると「ちょっと明日KKTの来るもんだけん、準備に忙しくて、では失礼します、もっこすなんとかって人も来らすって話で。」

(もっこすファイアー!?KKT!?)

(で、この方宮司さん!!!???)

KKTが来るという情報にビビッて今更「肥後ジャーナルですがお話伺ってもいいですか?」と言えなくなった私は「わー!すごい!では準備頑張ってください!」と元気に紳士を見送りました…。Googleで検索すると、「気さくな宮司さんが色々とお話してくださいます」とのレビューが多々あり、間違いなくあの方は宮司さんだったのでしょう。 「ここは良い所でしょう?」と微笑まれるお姿が印象的。そんな風に自分の町を語れる事はなんと素晴らしいことでしょうか。

歴史に想いを寄せる

宮司さんのお話で、神社でのお祭りは、疫病を抑える意味のもあるものなので、規模を小さくして行われたようです。一刻も早く、人で賑わうお祭りや催し物が開催される時が来ることを願ってやみません。 平安時代からほぼ大きさの変わる事のないたはれ島。変わっていない、という姿に胸を打たれ、またそれを眺めていたのその時代の人たちを想います。島の頂上には「住吉神社」と書かれた鳥居があるそうです。

詳しい情報版。

伊勢物語より

女「染川を わたらむ人の いかでかは 色になるてふことのなからむ」

男「名にしおはば あだにぞあるべき たはれ島 浪の濡衣 きるといふなり」

女「ひそひそ、、あの男性浮気者らしいよ。」

男「たはれ島は決して自分から浮気などしないが、打ち寄せる波に濡れている。

事実とは違う噂をされるのだ。困った困った。」

※駐車場が三カ所にありますが、混雑時をさけて行かれる事をお勧めいたします。 路上駐車はしないようよろしく申し上げます。

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