【横浜市】プロレス「GLEAT」が11月3日に横浜BUNTAI大会 戸塚区出身・三宅豪選手が意気込み
プロレス団体「GLEAT」の横浜BUNTAI大会が11月3日(月・祝)に行われる。同団体の年間最大のビッグマッチ「GLEATVER.MEGAinYOKOHAMA」を前に戸塚区出身で同団体期待の若手である三宅豪選手(24)に意気込みを聞いた。
見るよりもやる方が面白い
三宅選手は小学生の時からレスリングを始め、プロレスや格闘技が好きな父親の影響でプロレスに興味を持つようになった。高校生の時に獣神サンダー・ライガーさんの「プロレスは見るよりもやる方が面白い」という言葉を知り、「やる方が面白いなら、自分も絶対やりたい」とプロレスラーを目指した。
国内にプロレス団体が乱立する中、2020年に立ち上がったばかりの「GLEAT」を選んだ。「発展途上のベンチャー団体で、自分も団体と一緒に成長できると思った」という。23年4月にプロテストを経て入団。団体の生え抜き第1号選手として24年4月にデビュー。夢見た舞台に立ち、「今までやったことがないことばかりで、楽しめた」と振り返る。
けがで強まったリングへの思い
しかし、直後に膝の靭帯を損傷し、手術・長期休養を余儀なくされた。「けがをしたことによって、改めてプロレスが好きだなと思った」とリングへの思いが強まった。
今年10月9日に復帰し、横浜大会では開場直後に行われる「第0試合」のバトルロイヤルに登場する。BUNTAIの前身である横浜文化体育館について、「子どもの頃に大会で訪れた場所であり、戻って来られるのがうれしい。最初の試合で盛り上げたい」と話す。
団体引っ張る存在に
横浜大会では三宅選手がテスト時から指導を受けてきたエル・リンダマン選手にCIMA選手が挑むG-REX選手権がメイン。ほかに、中嶋勝彦選手と諏訪魔選手のシングルマッチなど、注目のカードが並ぶ。三宅選手は「GLEATはまだ固まり切っていない団体なので、観客の皆さんと一緒に興行を作っていく雰囲気がある」と語り、「自分が団体を引っ張れる存在になりたい」と横浜大会から飛躍を誓った。
大会は午後4時開場。