午後出船のシロアマダイ釣りが絶好調【焼津・大崩沖】最大40cmを筆頭に9匹をキャッチ
2月9日、焼津市小川港から午後船でシロアマダイを狙った。午後2時に港に集合した釣り人は8人。私は右舷の後ろに釣り座を取った。
大崩沖でシロアマダイ釣り
バトルシップス245―30のサオに電動リールをセットし、片テンビンにオモリ100号。ササ濁りだったので水中ライトを付けた。ハリス5号3m、チモトに夜光玉を入れ、丸セイゴ15号を結んだオリジナルの3本バリ仕掛け。エサはオキアミとホタルイカだ。
用意ができて出港。20分ほどでポイントの大崩沖に到着した。水深30~60mを攻める。タナは底から3m以内。
25cmのシロアマダイ釣り
船長の合図で投入し、オモリが着底したらすぐにイトふけを取る。この日は潮が動いていないので、ゆっくりと細かい誘いを入れた。2mまで巻き上げたらまた落とすを5回繰り返し、アタリがなかったら回収してエサを交換する。
誘いを入れてサオ先を持ち上げたときにアタリがきたので、そのまま巻き上げる。25cmのシロアマダイだ。次を落とすと、またアタリがきて同じサイズのシロアマダイ。他の人もシロアマダイが釣れていたが、大型が出ないので移動となった。
大物が掛かるもバラシ
深場、浅場といろいろな場所を攻めるが良型が出ない。全然アタらないポイントもあった。今シーズンはシロアマダイの当たり年なのかよく釣れて幻ではなくなっているが、毎日のように攻められているので良型にはなかな出会えない。
ここでいきなりひったくるアタリがきたがハリ掛かりしなかった。すぐにエサを替えて投入、細かくゆっくり誘うと変なアタリがきた。モゾモゾするが引き込まない。ゆっくりサオ先を持ち上げて聞きアワセをすると、ハリ掛かりした瞬間に一気に引き込まれた。
5mほど巻き上げたところですごい引き込みがきた。リールが止まり、サオが真下を向いて立て直せない。リールからイトが出る。そのままサオを抱えて耐えていたが軽くなった。回収するとハリスを飛ばされていた。悔しいバラシだ。ハリを結び直して投入すると、また小型が釣れた。
40cmの良型シロアマダイを手中
午後4時を過ぎると予報通り風が吹き始めた。ここからは徐々に港寄りに移動していく。投入するとかなり流されるが、潮が速いのではなく風で船が流されているのだ。
ミチイトが出されたので誘いを入れながら回収していると良いアタリがきた。アワセを入れて巻き始めるとまた一気に引き込まれたが今度は慎重に対応。何度もサオを絞り込んだが、やがてリールが止まりオモリを回収。船長にタモ入れしてもらい、無事40cmのシロアマダイをゲットした。
その後はアタリもなくなり、午後5時30分にシロアマダイ20~40cm9匹で納竿となった。ナギの良い日に今度はアカアマダイに挑戦したい。
<週刊つりニュース中部版APC・鵜沢淳/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年2月28日号に掲載された記事を再編集したものになります。