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移住就農者がマーケット 上府中公園で新企画〈小田原市・箱根町・湯河原町・真鶴町〉

タウンニュース

移住農家が中心のメンバーら(上)、マーケットの様子(下)

小田原市をはじめとした県西地域に移住した新規就農者が6月から、上府中公園(小田原市東大友)で出店イベントを開始した。農家と市民の交流に加え、移住や就農に関心ある人が集うコミュニティへの発展を目指す。

スタートしたのは「湘南オーガニックファーマーズマーケット」。毎月第1、3土曜日の午前10時から午後1時、マーケット登録メンバーが地場野菜や果樹を販売。

並ぶのは農薬や化学肥料不使用の野菜、減農薬の果物に特化するなど、生産者としてのこだわりも打ち出す。6月18日には市内産ミカンを使ったジュースのほかズッキーニやニンニク、キャベツなどが並んだ。

またイベント開催時には就農と移住に関する相談ブースを設け、実体験を持つ出店者が相談にも応じている。

生の声触れる場に

出店者の中心は農業を志し、移住した18軒の農家だ。マーケット実行委員長を務める増田耕大さん(33)=小田原市曽我谷津在住=も大学進学を機に静岡から小田原に移り住み、2年前に本格的に就農した。

今年3月に「移住就農者によるイベントを立ち上げて、農を通じたつながりの場を持ちたい」と増田さんが公園に相談したことから始まったこの取り組み。昨今、コロナ禍の影響で来園者が増加傾向にあることから「接点が持ちづらい移住者者同士、地域との交流も生み出せる」(公園関係者)と、公園イベントの一つとして開催されることになった。

同公園の日下部昌克所長(市事業協会)は「移住や就農を相談する窓口は行政が主だが、もっと生の声が聞ける場があってもいいと思う。マルシェの役割だけでなく、移住と就農に興味関心がある人たちの拠り所になっていけば」と期待する。次回開催は7月2日(土)の予定。詳細は同マーケットのフェイスブックページやインスタグラムで発信されている。

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