【石川・金沢カフェ巡り #7】住宅街のほっこりお家カフェ「MAISON IKE」。心ときめくスイーツとフランス仕込みのコンフィチュール
編集部が金沢のカフェを訪ねるシリーズ企画、「石川・金沢カフェ巡り」。
今回は、金沢市の朝霧台にある「MAISON IKE(メゾンイケ)」におじゃましてきました。
2014年にオープンした「MAISON IKE」は、住宅街の中にあるかわいいお家カフェ。
白い壁に赤い屋根と扉が目印です。
木の温かみある家具が並び、フランスの田舎にあるお店をイメージしたというカフェスペース。
窓からは柔らかい光が差し込み、庭の緑を眺めながらリラックスできます。
棚には、フランスのかわいい雑貨も♡
パステルカラーでヴィンテージ感のある食器やキュートなモチーフの小物など、眺めていると心がときめきます。
カフェ利用は、先にカウンターでオーダーするスタイルです。
ディスプレイ棚には、旬の素材を使ったマフィンやタルト、ケーキなど、その日の気まぐれラインナップのスイーツたち。
シナモンロールやメロンパン、ドーナツなどのパンも人気。 どれも国産小麦粉やきび砂糖、米あめなど体に優しい素材で丁寧に手作りされたものばかりです。
特にファンが多いのが、この「MAISON IKE」特製のコンフィチュール。
コンフィチュールとは、果物と砂糖を煮詰めてつくるジャムに似たフランスの保存食です。
店主・福岡さんは、洋菓子店での勤務を経てフランスに渡り、コンフィチュールの妖精、クリスティーヌ・フェルベール氏の元で修業。
石川県産いちじくやブルーベリー、能登栗など、旬の果物や野菜を使い、時にはスパイスやリキュールも合わせ、じっくり手間ひまをかけて仕上げています。
ビン詰め後の加熱処理をしていないので、フレッシュな果実感や色・香り、果肉のしっかりとした食感が楽しめるのが特徴!
パンにつけたり、ヨーグルトにかけたり、紅茶に入れたりと、味わい方は自由自在です。
そんなコンフィチュールを気軽に味わえるおすすめメニューが、「シフォンケーキ」(500円)。
大きなカフェボウルに入った、「ロイヤルミルクティー」(550円)と共にいただきました。
シフォンは週替わりで、この日は石川県オリジナル品種のりんご「秋星」を使ったコンフィチュールと生クリームがサンドされていました。
しっとりふんわりココア生地に、シャキッと感が残るりんごの酸味と甘みがいいバランスです♡
紅茶は、オーガニック茶園から厳選したものを輸入している専門店 「Uf-fu(ウーフ)」のもの。
紅茶の香りにミルクのまろやかさが加わって、心も体もホッとあたたまります。
生産者へのリスペクトを欠かさない姿勢や故郷と家族への深い愛情など、クリスティーヌ・フェルベール氏から大きな影響を受けたという福岡さん。 「同じように自分の生まれた場所への愛を大切にして、地元の果物やフルーツの魅力を伝えていけたら」と話します。
手作りの温もりあふれ、ステキなお家へ遊びに来たような気分になれる「MAISON IKE」。
季節ごとに登場するさまざまな自家製スイーツやコンフィチュールとともに、ほっこり幸せ時間を過ごしてみては?
MAISON IKE(メゾンイケ)
住所石川県金沢市朝霧台1-82
TEL076-254-1260
営業時間10:00-17:00
定休日日〜火曜
駐車場あり
公式Instagram( https://www.instagram.com/maisonikeeeee/ )
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