春のミリタリースナップに見る軍モノ着こなし術。パート1
無骨でヘビーデューティなイメージのミリタリー。しかしコーディネート次第で春らしくカジュアルで爽やかな着こなしも可能になる。そこで、有名ブランドや人気ショップのクリエイターたちに、春ミリタリーをテーマにコーディネートを披露してもらった。ぜひ参考にしたい。
1.「LAWFORD」竹重和俊さん
モールスキンベストはWWⅡ期のシビリアンモデルをイメージしたアイテム。白シャツの首元のアクセントやウェリントンのアイウエアなどで、ミリタリーの無骨さをクリーンなテイストへ昇華した上品な着こなしだ。
2.「NORTH NO NAME」堀川優さん
希少なルーマニア軍の“サマーリーフカモ”パンツを取り入れた個性的な着こなし。ヘッドライトの2ndタイプのデニムジャケットやチョコチンTなど、玄人好みなアイテムをミックスしつつ、パンツの存在感を引き立てる春らしい配色が◎
3.「MAIDENS SHOP」牧野信也さん
ヨーロッパのミリタリージャケットをサンプリングしたデザインのゴーシュのコートをメインにスタイリング。インナーにはヴィンテージのジャケットとともに、フランス海軍も使ったルミノアのカットソーを合わせる。
4.「Attractions」竹本大輝さん
A-1ジャケットのブラウン×ブラックのツートーンの配色を活かすべく、シンプルなインナーとデニムトラウザーズを合わせた潔いレザースタイル。ワイドシルエットなパンツによるさりげないAラインも見所。
5.「THE H.W.DOG&CO.」弦巻史也さん
古着に精通するH.W.ドッグの弦巻さんは、USMCの名作モンキーパンツで登場。自身が手掛けるH.W.ドッグのハットは、USネイビーのセーラーハットをシャンブレー生地で再構築。ジャケットはクロムハーツ。
6.「Hummingbird’sill shop」小林直人さん
原宿の名店でプレスを務める小林さんは、アメカジ的な軍パン着こなしのお手本的なスタイル。それでも紋切り型にならないのは、デニムで別注したニードルズのBDUパンツ特有のモダンなシルエットだろう。