【経過報告】オープンして2カ月経った「ランディーズドーナツ」に行ってみたらこうなってた
ロサンゼルス発祥の大人気ドーナツショップ『ランディーズドーナツ』が日本第1号店を代官山にオープンしたのは、今からおよそ2カ月前の2025年5月中旬のこと。SNS等を見る限り、オープン直後は連日の大盛況だったようだ。
あれから2カ月──現在の『ランディーズドーナツ』はどうなっているのだろうか? 近所に立ち寄る機会があったので、ちょっくら覗いてみることにした。
・最後の黒船
1952年にロサンゼルスで誕生したランディーズドーナツは、なんと言ってもユニークな店の外観が有名。屋根の上にそびえ立つ巨大なドーナツは、映画やミュージックビデオにたびたび登場する人気スポットである。
またドーナツも毎朝店内で製造されており、厳選された高品質な素材を使用しているとのこと。実際に食べてみたところ「シンプルさ」と「アメリカっぽい豪快さ」が最高な、まさにアメリカンドーナツショップという印象であった。
2025年7月現在、アメリカ国内に25店舗を展開し、韓国・フィリピン・サウジアラビア・メキシコ等にも店舗を構えるランディーズドーナツ。オープン当時「日本では2028年までに全国50店舗の出店を目指している」としていた。
・2カ月経ったけど
さて、いわば「シェイクシャック級」の話題店とあって、オープン直後の『ランディーズドーナツ』には連日大盛況だったそう。SNS映えすることもあってか、やはり若い人に人気があるようだ。
とはいえ、オープン直後は大盛況でも、いつの間にかシレッと撤退してしまった海外系飲食店も少なくない。味・コスパ・映え……等を満たしていても「日本でやっていけるのか?」はまた別の話なのだろう。
個人的にアメリカの風を感じる『ランディーズドーナツ』にはぜひ頑張っていただきたい! 脳がビックリするほど甘いドーナツが食べられる環境は貴重!! 仮にお客さんが全然いなかったら、一大キャンペーンも辞さない覚悟である。
・行ってみた
というわけで、平日の12時半頃に代官山の『ランディーズドーナツ』へ。ドーナツショップの混雑時がイマイチわからなかったものの、昼どきにスカスカだとしたらそれはそれで問題であろう。……が。
あれ……? 空いちゃってる?
店頭に設置されたモニュメントの前には誰もおらず、テラス席も荷物はあっても誰も座っていない。……マジか。俺がちょっと目を離した隙にランディーズドーナツがこんなことになっていたなんて……!
ところがどっこい、店員さんに聞いたらそういうことでは無いらしい。というのも、私が訪れたのは台風が関東地方に近づき雲行きが怪しかった日。通常であれば「整理券を配布している時間帯」とのことであった。
店員さん「オープン1時間前の10時から整理券を配布しているんですけど、今日も50枚すぐに無くなっちゃいました。だいだい15時くらいまでは整理券に従ってご入店いただいてますかね?
ただ最近は暑いので、14時くらいから整理券なしで入店いただける日もあります。とはいえ今日みたいにこの時間帯(12時半頃)で整理券なしは珍しいですね。台風のせいでしょうか?」
・大丈夫だった(ニッコリ)
ご覧のようにランディーズドーナツはオープンから2カ月経った今でも、整理券が必要なほど人気を博しているとのこと。また平日の15時以降は、比較的入店しやすい時間帯だそうだ。
アメリカの味がする『ランディーズドーナツ』の日本1号店は、今のところ絶好調で人気をキープしているようで一安心! 個人的には食べたその瞬間から歯が溶けそうな「アップルフリッター」がオススメである。
参考リンク:ランディーズドーナツ
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.