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“気軽さ”が危険を招く!トラブルにならないための「SNSの心得5つ」

ウレぴあ総研

フェイスブックにツイッター、インスタグラムなど、スマートフォンやパソコンがあればすぐにアカウントを取得でき、誰もが「発信」できる時代。

自分のことを話したい、ほかの人とコミュニケーションを取りたい気持ちは良いのですが、気をつけたいのは勤務する会社の情報などを投稿することです。

誰が目にするかわからないのがSNS、そこから自分の個人情報を掴まれたりいわゆる「炎上」がはじまったりするのは避けたいですよね。

気軽だからこそ注意したいSNSの使い方について、お伝えします。

「匿名だからOK」とはならない!現代のSNSの心得

1:「写真」にはいろいろな情報が含まれる

ランチやディナーで行ったお店の写真、買った服やコスメの写真。

「よかったから紹介したい!」と前向きな気持ちで投稿するときも、映っているものに気をつけるのが最初です。

お皿に自分の顔が写り込んだままだったり、知り合いが見れば自分とわかるバッグチャームが見切れていたり、匿名のはずなのに誰かがわかってしまうのは危険。

限定版のスニーカーをSNSにアップしたら、履いていた靴下の柄から特定されかけたというケースも実際にあります。

フェイスブックのように実名を出して楽しむ場なら良いですが、匿名を守りたいなら投稿する写真には何が映っているか、誰に見られても大丈夫か、をしっかりと確認しましょう。

「近所をお散歩」と風景を撮った写真も、居住地を絞り込むヒントになったり生活スタイルを把握されたりと、意図しない情報になる場合もあります。

誰かに見てほしい写真は、出したくない情報は加工することまで考えるのが最善です。

2:「個人名」や「会社名」は出さないのが基本

たとえば、勤めている会社のパワーハラスメントを世に訴えたいからといきなり会社名を出して実態を投稿することは、自身がそこに勤務する人間とバレてしまうため特定されやすくなり、投稿が炎上して会社にまで知られれば「犯人探し」が始まる可能性もあります。

そこまで腹を括っているとしても、騒動を起こせばほかの社員にも影響は避けられず、会社にイタズラ電話などの被害が生じてしまえばその責任も追求されます。

不祥事を面白半分に拡散する人もいれば、「こんな投稿をする非常識な社会人」と投稿者を貶めたい人もいるのがSNS。

自分が意図しない方向に炎上したからと慌てて投稿を削除しても、スクリーンショットを撮られていれば今度はそれが拡散します。

自分の行動は、いわゆる「デジタルタトゥー」としてずっとインターネットに残るのが現代です。

個人名や会社名などは安易にSNSで出さず、問題については会社や国が用意した相談窓口を利用するなど、「本当の解決は何か」を見極める姿勢を持ちたいですね。

3:「時間と行動」がわかる投稿はトラブルを招く可能性も

毎日コンビニエンスストアに寄って購入したコーヒーの写真を投稿する、退社するタイミングでは毎回「やっと帰宅」とつぶやくなど、時間と行動がわかる投稿は目にした人に生活のリズムを掴まれる恐れがあります。

会社名を明かしている場合、「いつもこの時間帯に会社を出ている」とわかれば、社屋を見張られたり近くで待ち伏せされたり、思わぬトラブルに発展する危険があると思いましょう。

「行きつけのお店」も、決まった曜日や時間に投稿していれば同調される可能性も。

フォロワー数が少なく「見る人なんて限られているし」と自分のプライベートを細かく明かす人がいますが、ツイッターのように誰もが読める環境のSNSでは安心・安全はありえません。

「ネットストーカー」のように投稿を監視する人が出てくれば、自分の知らないところで生活パターンを把握されることもあります。

特定やトラブルを避けるためにも、時間と行動がわかる投稿の繰り返しには気をつけましょう。

4: 他人の悪口など誹謗中傷は「しない」のが鉄則

「匿名だから私とはバレないし」と知り合いの名前を出して悪口を書く、芸能人やスポーツ選手など有名な人を誹謗中傷する、見ず知らずの人であっても「死ね」など暴言をぶつける、これらの言動はすべてNGです。

この数年で、投稿した人を特定する「発信者情報開示請求」は以前よりずっと通りやすくなり、名誉を毀損された側が発信者に損害賠償や慰謝料を求める裁判は勝訴の判決が増えています。

「バレないから大丈夫だろう」は通用しないのが現代であり、ある日突然弁護士事務所や裁判所から封書が届き、慌てふためくのが誹謗中傷をする側の現実です。

悪質な場合はニュースに取り上げられたり実名が出たりと、「他人を傷つけて罪に問われた人」というレッテルを貼られます。

「画面の向こう側には自分と同じ人間がいる」と思えば、心無い悪口や暴言がどれほどつらいものか、想像できるはず。

誹謗中傷は「しない」のが鉄則です。

軽はずみな気持ちで書き込んだことが、その後の一生を左右するネガティブな傷になる可能性を忘れてはいけません。

5: 距離を取るのが「SNS疲れ」を避けるコツ

自分の投稿への反応や、他人の投稿と比べてしまうのはSNSでよくあること。

いいねやコメントの数を競って「もっと目立ちたい」「すごいと言われたい」と自分を“盛って”しまうことは、虚栄心ばかりが育つことになります。

嘘をついて見栄を張っても、その設定から降りられなくなると最終的に苦しむのは自分です。

不毛な争いに疲れたときや、他人の攻撃的な言葉や悲しいニュースで心が乱れたときは、潔く「SNS絶ち」をするのが心を健全に保つコツ。

インターネットから離れて、目の前の景色を楽しむ余裕を取り戻しましょう。

SNSでは、他人とコミュニケーションを取ることも気軽だし匿名性を活かした会話も楽しいですが、「誰かわからない」ことがかえって不安を呼ぶ場合もあります。

没頭しすぎると自分の情報を漏らす危険もあるので、物理的にも精神的にも疲れない距離を取ることを、普段から意識したいですね。

気軽さが売りのSNSは、匿名性を守って楽しむならルールやマナーを忘れないことが必須です。

「特定されない」「炎上しない」という安心は自分でコントロールするもの。

投稿の写真や文章を客観的に見るクセを持ちましょう。

トラブルを避けるためには、不用意な発言こそを控えるのが基本です。

(mimot.(ミモット)/弘田 香)

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