釣川河口での投げ釣りで22cm筆頭にキス40尾キャッチ【福岡・宗像】
6月15日。前回の好釣果が忘れられず、福岡・宗像市の釣川河口の右側にあるサーフへ再度キス(シロギス)狙いで釣行した。暑い夏の朝、実績ある青ケブをエサに選び、大型キスを含む40尾の釣果を達成!穏やかな海面で繰り広げられたアタリの連続、3連続ヒットの快感、そして最終的には22cmのキスがダブルで釣れた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・近藤誉)
大型キス狙いの投げ釣り
エサは途中の釣具店で青ケブを40g購入。いつもは砂ゴカイを選ぶのだが、大型を狙って実績ある青ケブをチョイスした。
釣行時間は最近の暑さを考慮して午前5時30分くらいから9時くらいまでの短時間での釣りを計画した。当日は多少曇りの予報だが雨の心配もなく風もないので絶好の釣りびよりといえる。
釣り場に到着、ポイントは、さつき松原寄りの奥側を選択。今年は特に好調でサイズも期待できる。風もない予報だが、魚の掛かりを良くするために無垢シンカー30号をセット。いつもはフロート系のシンカーを多用するが、安定性を考慮して無垢シンカーを選択。仕掛けは3本バリ仕様で様子を見ることにした。
1投目からキス3連掛け
波もなく海面は穏やかである。第1投、仕掛けは5色半(1色=25m)ほどスムーズに飛び、着底を確認。イトフケを取り、ゆっくり引いて探ってみる。5色ラインまでゆっくり引いて探ってみるとそこで小さなアタリ。連掛けを狙いゆっくりとリーリングサビキにて3色ラインまで探るとアタリ。
ゆっくりリーリングをし、波打ちギワで魚が外れないように注意しながら、巻き上げると16cmくらいだが、キスの3連であった。
どうやら5色から3色ラインにいるようだ。同ポイントにキャスト。同じく4色でアタリがあり仕掛けを回収し、18cmほどを追加。その後、空振りが2回ほど続いたので正面ではなく左右斜めに仕掛けを投げてみる。
アタリは頻発
投入変更後の第1投。今度は5色ほどまで投げる。沖めでアタリがないので先ほどと同じく4色ラインまでゆっくり引いて探ってみる。今度は3色にて連続でアタリがでた。3連を達成。同ポイントで次も2連で釣り上げる。ハリ数を多くすればもっと数は釣れそうな感じだが、良型が釣りたいので仕掛けはそのままの3本バリでいく。
しかし、ポイントを移動することにした。右側(さつき松原側)ヘ50mほど移動。小型は割と多いが大型が釣りたいので移動して探ってみる。
強烈なアタリで大型キスをゲット
満潮から3時間後の7時ごろ、3色にて強烈なアタリ。仕掛けを止めて十分に食い込ませると連続でアタリ、サオ先をガンガン叩く。距離が近いのでアタリが大きい。ハリが外れないようにゆっくり上げてくる。上がってきたのは、22cmと21cmのダブルである。やはりこのサイズが連で掛かると引きが全然違ってくる。その後も20cmを追加。小型も多くリリースも多い。
予定時間の9時まで粘ってみて7~22cmのキスが40尾の釣果であった(キープ20尾でリリース20尾)。
釣り方のコツと今後の展望
この日の釣り方として、5色は投げて3色までを丁寧に探る。もしかしたら手前とも考えて2色付近も探ってみたが、まったく魚がいなかった。フグもいなくて釣りやすいが、多少流れてくる海藻があるので注意が必要。
ピンギスはかなり多く、数を多く釣りたい人はハリを小さめにすることをお勧めするが、大型のキスも回遊してくるので注意が必要であるといえる。アタリを楽しみたい、良型を釣りたいなら半遊動テンビン、数を釣りたいなら固定テンビンがおすすめである。
どうしてもまだ時期的にキスの距離が不安定な時期なので、距離がバラバラになってくる。固定テンビン、半遊動テンビンの両方を準備したほうがよさそうだ。
今後は気温もどんどん上昇し、キスも手前へ手前へ寄ってくるので、これからの時期はちょい投げでも楽しめそうである。近年にないくらい暑いので、熱中症対策をしっかりとしてキスをたくさんゲットしてほしい。
<週刊つりニュース西部版APC・近藤誉/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース西部版』2024年7月5日号に掲載された記事を再編集したものになります。