Yahoo! JAPAN

森崎ウィン&髙橋颯らがハッピーでポップなミュージカルに挑む!『ジェイミー』初の歌唱&パフォーマンス披露

SPICE

ミュージカル『ジェイミー』

2017年にイギリスのサウス・ヨークシャーで開幕し、異例の大ヒットを記録したミュージカル『ジェイミー』

ドラァグクイーンになることと、高校のプロムに“自分らしい”服装で参加することを夢見る高校生、ジェイミー・ニューを主人公に、ジェンダーアイデンティティや人種・宗教におけるマイノリティへの差別、葛藤、普遍的な愛を描いた、とびきりポップなミュージカルだ。

イギリスBBCで放送されたドキュメンタリーに基づいて、現代的な価値観や文化、多様性を丁寧に描いた本作は、開幕するやいなや大きな話題を呼び、同年にロンドン・ウエストエンドでの上演が決定。2018年にはイギリス全土の映画館で上映が行われ、ミュージカル映画の公開も決定するなど、一大センセーションを巻き起こした。日本においても上映が予定されている。

左から森崎ウィン、髙橋颯

そんな本作が、映画より一足先に日本に上陸!

東京ミッドタウン日比谷を中心に行われているエンターテインメントの祭典「Hibiya Festival 2021」にて、日本初演キャスト陣による初の歌唱披露が行われた(※緊急事態宣言発令を受け、リアル会場の開催は中止。YouTubeにて無観客配信が行われた)。イベントに先駆けて行われたスペシャルバージョンのパフォーマンスと会見の様子をお届けしよう。

【♪誰も知らない/頭の中の壁/スポットライト/暗闇を抜けて】ミュージカル『ジェイミー』歌唱パフォーマンス in Hibiya Festival

イベントには、主演ジェイミー役の森崎ウィン/髙橋颯(WATWING)をはじめ、安蘭けい、山口乃々華、伊藤かの子、太田将熙、川原一馬、鈴木瑛美子、田野優花、フランク莉奈、MAOTO、樋口麻美、実咲凜音、永野亮比己、泉見洋平、吉野圭吾、石川禅らが出演した。

まずは、オープニングナンバーである「誰も知らない(原題 And You Don’t Even Know It)」。ジェイミーとクラスの仲間たちが、オープニングに相応しい楽しさ満点のパフォーマンスを披露した。

明るくポップな音楽とダンス、前向きな歌詞、個性豊かなクラスメイトたちや担任のミス・ヘッジとの楽しい掛け合いで、「ジェイミー」の世界に誘ってくれる。

続いては、誕生日に母親から真っ赤なヒールをプレゼントされたジェイミーが夢に向かって突き進む決意を込めて歌う「頭の中の壁(原題 The Wall in My Head)」。

森崎・髙橋ともに、ジェイミーの心の内と決意を伸びやかに歌い上げた。静かながら力強い歌唱から、自分らしくあろうとするジェイミーのエネルギーが伝わってくる。

ジェイミーの親友・プリティによる応援ソング「スポットライト(原題 Spotlight)」は、ジェイミーの背中を押す女子生徒たちの優しくあたたかい笑顔が印象的だ。

続く母・マーガレットの「我が子(原題 He’s My Boy)」では、愛する我が子への想いを安蘭が情緒たっぷりに歌唱。ジェイミーを側で見守る母親の深い愛情が感じられる歌詞を大切に表現する。

【♪我が子〜He’s my boy/安蘭けい】ミュージカル『ジェイミー』歌唱パフォーマンス in Hibiya Festival

アンコールは本日の出演キャスト全員による「暗闇を抜けて(原題 Out of the Darkness)」。アクロバットダンスなどもあり、最後まで楽しく見どころたっぷりのパフォーマンスを魅せてくれた。

披露された曲はいずれもパワフルで、メッセージ性がありながらとっつきやすいものばかり。楽しくハッピーな楽曲とダンスをさらに盛り上げようというキャスト陣の熱意と一体感もひしひしと伝わり、公演への期待がぐっと高まった。

パフォーマンス後にはジェイミーを演じる森崎ウィン・髙橋颯による質疑応答が行われた。

左から森崎ウィン、安蘭けい、髙橋颯

――パフォーマンス初披露を終えて、今のお気持ちはいかがですか?

森崎:純粋に楽しかったです。同時に、この時期にこうしてパフォーマンスできることのありがたみや幸せをすごく実感し、噛み締めています。

髙橋:とても楽しくパフォーマンスを行えました。素晴らしいキャスト・スタッフの皆さんと一緒に作り上げていくのが楽しみで仕方がないです。いろんなつながりを大事にして、一個一個大事に作っていきます!

――ジェイミーは日本初演のミュージカルです。主演としての意気込みを教えてください。

森崎:本国オリジナル作品の日本語版ということで、責任の重さやプレッシャーも感じます。でも、日本初演キャストの一員として参加できるという喜びの方が大きいですね。今この時代に伝えるべきメッセージがたくさん詰まっていると思うので、しっかりお客様に伝えられるようにという一心で頑張ります。

髙橋:この場所からいろんな方向へ発信していくことの喜びを感じています。作品自体が楽しく、コミカルでありながら、普遍的な愛を描いています。真剣にいろんな問題と向き合って形にしていくのが楽しみです。

――今回はWキャストです。お互いに意識していること、リスペクトしている点があれば教えてください。

森崎:颯くんは練習で結構自信なさそうにしているんですけど、理解して掴むのがめちゃくちゃ早いんですよ。その瞬発力、爆発力をすごく感じています。Wキャストは二人で作り上げていくものなんですが、「負けないように頑張らなきゃいけないな」という気持ちでいっぱいです。

髙橋:負けないように頑張るという気持ちは僕もあります。でも、すごく信頼してもいますし、背中を追っている感じですね。ウィンさんもすごく爆発力がある方です。僕自身は、感謝の気持ちも込めて、出せるもの全部出すのと、できない時はできないなりにもっと謙虚にならないと、と思っています。

左から森崎ウィン、髙橋颯

――高いヒールを履いてみていかがですか?

森崎:今こうして(インタビュー中)色々話してますが、めちゃめちゃ足痛いです(笑)。でも、履くとスイッチが一個入るんです。それに任せてフワフワ行っちゃうと怪我につながるので、トレーナーと一緒に脚を鍛えているところです。スクワットをたくさんやってます!

髙橋:えっと……高いです(笑)。もうちょっと低くならないかなって……嘘です(笑)。(ヒールを履いて)ジェイミーという役になりきって、夢を追いかけるのが楽しみで仕方ないです。

――公演を楽しみにしているお客様に向けてメッセージをお願いします。

森崎:日本初演ということで、楽しみに待っていただいている皆さん、あともう少しです!僕らも一生懸命稽古をして、初日を迎えられるように頑張って参りますので、ぜひぜひ!楽しみにお待ちいただけたらと思っています。劇場で会える日を心より楽しみにしています!

髙橋:僕もすごく皆さんに会いたいです。早くパフォーマンスを届けたいです。一緒に作品を作りたいです。それが叶うなら本当に嬉しいと思っています。お互い楽しみにしていましょう!

夢に向かって突き進むジェイミーの姿から、たくさんの元気と勇気をもらい、ハッピーになれるだろう本作。日本初演作品に挑むキャスト陣の熱意を、ぜひ劇場で見届けてほしい。

本作は2021年8月8日(日)より、東京建物Brillia HALLにて開幕する。

取材・文・撮影=吉田沙奈

【関連記事】

おすすめの記事