新キャプテン・塩月希依音が飛躍宣言!NMB48「15th Anniversary LIVE」大阪で開催
NMB48が11月8日(土)に大阪・オリックス劇場で15周年記念ライブ「NMB48 15th Anniversary LIVE -Memories with you-」、「NMB48 15th Anniversary LIVE -Thank you for your love-」の昼夜2公演を開催した。以下オフィシャルレポートをお送りする。
【写真】15周年記念ライブ「NMB48 15th Anniversary LIVE -Memories with you-」、「NMB48 15th Anniversary LIVE -Thank you for your love-」の昼夜2公演を開催したNMB48(全24枚)
・11月12日(水)にリリースされるニューシングル「青春のデッドライン」初披露!
昼公演のオープニングでは全員でグループの15歳の誕生日を祝福。そして、「オーマイガー!」でメンバーが客席エリアへと降りてファンへご挨拶。スマートフォンやカメラでの写真・動画撮影もOK、客席から多数のカメラが向けられるなか、記念すべきアニバーサリーライブが華やかに幕を開けた。そして、「北川謙二」、「カモネギックス」など2011年から2017年にかけてのシングル曲を1曲ずつ歌い、15 年の歴史を象徴するナンバーが立て続けに届けられた。
MCでは泉綾乃が「最初からド派手に、ド迫力でやってみました!」と笑顔を見せる。そして塩月が「ファンの皆さんと一緒に歩んできた15年の歴史を振り返りながら、16年目の私たちの魅力も感じてもらえたら」と挨拶。
「フレッシュすぎるメンバーです!」と安部若菜に紹介され、今年、加入した11期研究生がステージへ。谷口詩乃の呼びかけで、赤松昊をはじめとする11名が、それぞれ出身地や学年、ニックネームを交えて自己紹介。そして「ピーク」を力いっぱいに届け、研究生とは思えない堂々としたステージングで、グループに新たな風を吹き込んだ。
11月12日(水)にリリースされる32枚目のシングル「青春のデッドライン」のカップリング曲「上方ストロングスタイル」や、伝統の「お NEWの上履き」など加入期別でのパフォーマンスを展開。初披露となった10期生による「風車」や、小嶋花梨と川上千尋による「となりのバナナ」など、アニバーサリーならではの特別なセットリストとなった。
後半では、「僕以外の誰か」、「難波愛」、「繋ぎ歌~世界の国からこんにちは~」など、2018年以降の劇場公演の関連楽曲を次々と披露。本編終盤のMCでは、小嶋花梨と塩月希依音が2人でステージに残り、これまで約7年キャプテンを務めグループを牽引してきた小嶋が改めて新キャプテンの塩月にメッセージを届けた。「全力で、がむしゃらに頑張り続けたら夢は叶うと私は信じています。NMB48には可能性はたくさんあるから、挑戦を続けてほしいと思いますし、一番は、メンバーとファンの皆さんが、応援していて楽しい、やっていて楽しいって思うグループであることを、私は願っています」。
その言葉を受け、「花梨さんは卒業されてもずっと、一緒に見てくださっているような感じがして。今の言葉からも、同じ方向を向いてくださっていると感じることができて、すごく安心しました。ありがとうございます」と塩月。10月9日の新キャプテン就任時には見せなかった涙を浮かべ、感謝と決意を語った。そして、2人で「無限大ノック」をデュエットで披露、キャプテン交代後の新体制を象徴するようなステージを展開した。
その後は「ナギイチ」「チューストライク」などをパフォーマンス。「先輩方から引き継いできたものを大切にしたい」という塩月のメッセージを添えて、「HOME ~ずっと友達~」で本編を締めくくった。
アンコールでは、 11月12日(水)にリリースされるニューシングル「青春のデッドライン」が初披露され、カメラ撮影もOK!ラストのサビでは衣装をチェンジし、華やかさをまとった。11期研究生も再びステージに呼び込まれ、全員で「青春のラップタイム」を。会場がひとつになって、15周年アニバーサリーライブ昼公演は大団円を迎えた。
新キャプテン・塩月希依音が16年目のさらなる飛躍を力強く宣言!
夜公演では、新曲「青春のデッドライン」で幕開けを飾り、「がんばらぬわい」「渚サイコー!」など定番曲も立て続けに披露。「だってだってだって」ではメンバーの客席降りがあり、撮影もOKとあって、早くも最高潮の盛り上がりに。
最初のMCでは15周年に合わせて、15歳のメンバーを紹介。衣笠彩実が代表して「NMB48を率先して盛り上げられるよう頑張ります!」と挨拶した。そして、泉、小嶋、坂下真心、西田帆花、三鴨くるみの5人が、周年ライブにまつわるクロストークを展開。「NHK大阪ホールで行われた1周年記念ライブに参加した方はいますか?」と客席に呼びかけたり、それぞれ初めて参加した周年ライブを振り返った。
ユニットコーナーでは、「完璧ぐ~のね」「妄想ガールフレンド」など、メンバーが様々なキャラクターに扮して魅了。コーナーの最後には「青春のデッドライン」のカップリング曲でファンへの想いを歌った「Oneness」を披露。夜公演でも劇場公演の歴史を振り返るコーナーがあり、2017年から遡って、「摩天楼の距離」や「絶滅黒髪少女」、「誰かのために」など次々に歌い継いだ。ここで改めて塩月が新キャプテンとして挨拶、声に力を込めてこう話した。「グループに対する愛だけは絶対に曲げないで、貫くことを誓います! 16年目を迎えるNMB48は、大阪城ホール規模の会場でライブできるグループになることを目指します!」。そして、「歌詞が今のNMB48に重なる」という思いで自ら選んだ3曲「すべては途中経過」「どしゃぶりの青春の中で」「命のへそ」を披露、メンバーによる力強いステージで最新のNMB48の姿を届けました。
本編ラストは「OUR STORY」。「16年目も皆さんと共に、笑顔あふれるNMB48を作っていきたいと思います!今日は本当に、ありがとうございました!!」と挨拶し、一同で「ありがとうございました!」と塩月が締めて終了した。
アンコールでは、ステージモニターに塩月キャプテンに喝を入れられる先輩メンバーが映し出されNMB48らしい茶番劇からスタート。「てっぺんとったんで」「三日月の背中」を歌唱。高橋ことねと板垣心和に感想を聞いた直後に、ステージモニターに「緊急告知」の文字が現れ、ざわめくメンバーたち。そして、12月30日(火)に「なんばらえてぃー公演」が、2026年2月に「さらば純情」公演が終了することが告げられ、会場からもどよめきが起こった。
さらに12月7日(日)に11期生お披露目公演、2026年2月に「10期生+11期生」による新公演が行われるという発表も。この告知は10期生、11期生にとってはサプライズで、代表であいさつした三鴨は「10期生全員が出られる公演を作っていただいて嬉しい」と涙を浮かべつつも声を弾ませた。
アンコールの最後はやはり「青春のラップタイム」。エンディングでは、翌日に卒業コンサートを控える小嶋が「今のNMB48を感じられる内容になっています!」と爽やかな笑顔を見せた。夜公演ではWアンコールもあり、グループのアンセムともいえ「NMB48」で締めくくった。
新キャプテン・塩月希依音のもとで16年目のスタートを切ったNMB48。先輩たちから受け継いできた歴史と、11期生をはじめとする新世代のフレッシュさが交差するステージは、「大阪から世界へ」を掲げるグループの現在地と、これからの可能性を示す公演となった。