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姉は娘を溺愛してくれるけど「保育園かわいそう…。」など価値観合わずツライ…(43歳)#アラフォー相談

saita

大人になってからの姉妹の確執

心理カウンセラーの古庄由佳です。カウンセリングに来てくださる方には「うさこさん」と呼ばれています。 自分の心に蓋をして、我慢を続けて生きるのはとてもしんどいですよね。最近はスマホやSNSのおかげで情報が溢れてすぎているためか「自分の考え方がおかしいのかも」「私だけじゃないし」とガマンしてしまっていることもあるようです。自分の人生をHappyにするかどうかは自分が決めると信じて、皆さんのお悩みに答えます。

相談:大人になってからも姉妹で確執が……

43歳の女性です。3歳離れた妹が1人います。
小さい頃からあまり相性が良くなくて、一緒に遊んだ記憶もあまりありません。
おそらくあっちも私と価値観が合わないと気付いていると思います。大人になるまでほとんど接点なく育ちました。

しかし、私には1人娘がいるのですが、その出産後からバランスが崩れています。
出産時に里帰りした際、実家で暮らしていた妹が姪である私の娘にメロメロになり、それ以来なにかと我が家に遊びに来るようになりました(私の娘に会いにです)。

子育ては大変ですし、妹も進んで娘の面倒を見ようとしてくれるので、私が仕事に復帰してからは何度も助けられました。ですので、すごくありがたい存在ではあります。

しかし、やはり価値観が合わず、一緒に長時間いるのがツライです。
娘になんでもかんでも欲しがるものを与えたり「明日も保育園かわいそう」などと言って、私が娘にかけたくない言葉などを娘に声掛けするのもすごくイヤです。

ただ、厚意でやってくれているため、つよく言えません。
できるだけ頼らないようにしていますが、もしもの時を考えると「今週末会いに行っていい?」等と聞かれると無下に断れないのです。

娘のことは溺愛してくれますが、一緒にいると居心地が悪い……。これはどうすればいいのでしょうか。

(43歳 東京都 ミナミ 正社員)

うさこさんからのアドバイス:どうしても受け入れたくない価値観はなに?

たとえ血のつながった家族だって、相性が合わないことはありますよね。姉妹だから仲良くしなくては……と思いすぎる必要はないかなと思います。

ただ、ご相談文を読んで、ちょっとさみしい気持ちにもなりました。
「私の大切なものを壊さないで」
そんなミナミさんの心の声が聞こえてくるような気がしたからです。

これまで接点がほとんどなかった姉妹を、大切な大切な娘さんがつないでくれたのですよね。そこにはミナミさんの人生にとって必要な学びがあるのかもしれません。せっかくですから、そんな視点でこの出来事を見てみましょう。

ミナミさんは、妹さんと「価値観が合わない」とおっしゃっていますね。では、価値観とは何でしょうか?

「価値観が合わない」を分解してみると

「価値観」とは、「大切にしている考え方」のことだと私は解釈しています。

どんな考えを大切にして生きているかは、人それぞれ違うもの。実は、この世界に「自分と価値観が全く同じ」という人は、一人も存在しないんですよね。

価値観が違う人同士が、「私はこの考え方を大切にしている。あなたはそっちの考えを大切にしているんだね」そう認め合えるとき、関係性は友好モード=一緒にいることが楽しくなっていきます。

一方で、「私が大切しているこの考えが正しいの。あなたの考えは間違っているよ」そう否定し合うとき、関係性は戦いモード=一緒にいることが苦しくなっていきます。

つまり、どんな価値観を持っていても、認め合うことができれば、一緒にいて楽しい関係性を作っていくことができる。価値観は、合わせるものではなく、広げていくものなんです。

とはいえ、どうしても認められない、受け入れられないときってありますよね。
ミナミさんも今、妹さんが大切にしている価値観が理解できなくて、まるで自分が大切にしている考え方や家族を壊されるような気がして、ツライのはないでしょうか?

そんな時は、「どうしてこの考え方を大切に思うのか?」をお互いにシェアし合ってみることをオススメします。

人ってね、「どうして」がわかると安心します。考え方の背景にある理由や想いがわからないから、まるで自分が大切にしているものを壊されるような気がして不安になってしまうのですよね。

具体的にお二人がどんな価値観をお持ちかを推測してみるとしたら、下記の部分に表れていそうです。

>娘になんでもかんでも欲しがるものを与えたり「明日も保育園かわいそう」などと言って、私が娘にかけたくない言葉などを娘に声掛けするのもすごくイヤです。

ということはミナミさんは、「なんでも欲しがるものを与えない」という考えや「明日も保育園かわいそうという言葉はかけたくない」との考えをお持ちなんですね。この考えを大切にしているのは、どんな理由からでしょうか?

そこには、ミナミさんなりの娘さんに対する愛があるはずです。その愛を妹さんに伝えてみてはいかがでしょうか?

一方で、妹さんは、「欲しがるものを与えてあげたい」という考えや「明日も幼稚園でかわいそうだねと言葉をかけてあげたい」という考えを持っている様子。そこには、妹さんなりのどんな理由、どんな愛があるのでしょうか?
「教えて」とお願いして、聞いてみてはいかがでしょうか?

このすり合わせをしていくことを、「心をひらいてコミュニケーションする」と言います。

大丈夫。相手の考えの背景にあるものがわかると、「私の大切なものを壊そうとしているわけではなかったんだな」と安心できるはず。
そして、相手の価値観も認めた上で、「私はこんな考えを大切に子育てをしていきたいから協力をしてほしい」とお願いしてみてはいかがでしょうか。

価値観が合わない人を排除し続ける人生はさみしいです。
どんな結果になったとしても、「価値観を広げる」「その奥にある愛を見る」そんなチャレンジをしてみることで、今まで見えなかったものが見えてくるはず。もっともっと自由に楽しく生きられるようにと娘さんがくれたチャンスかもしれないと思って、この機会を活かしてみてくださいね。

 

古庄由佳(うさこ)/心理カウンセラー、卒病カウンセラー

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