イタリア発の”ソウルフード”に勝負を賭ける元プロボーダー! 三輪3丁目交差点にある『handyman cafe 8mile』で「パンツェロッティ」を実食 三田市
イタリアでは”ソウルフード”として親しまれている「パンツェロッティ」。具材を包んで油で揚げた”揚げピッツァ”のことで、『handyman cafe 8mile(ハンディマン カフェ エイトマイル)』(三田市)は、全国にもまだ3店舗ほどしかない揚げピッツァ専門店です。
昨年の12月26日にオープンして間もないお店。三田駅から城山公園方面へ徒歩15分ほど、車の場合は店舗前に駐車スペースが7台用意されています。
窓の外を眺めながらまったりコーヒーをいただける木目調のウォールが素敵なスペースと、落ち着いた雰囲気のカウンター席があるので、お好みのシチュエーションでどうぞ。
店内を見渡して目に付いたのが壁に貼られた賞状の数々。オーナーは元プロスノーボーダーで、有名製パンメーカーに長年勤務し、パンの名店『ポール・ボキューズ』やパン学校で技術を積んだ製パンのエキスパートでもあります。
異色の経歴を持つオーナーシェフが作る「パンツェロッティ」とはどんなものなのか!?期待は高まるばかり。
オーダーを受けてから調理していくスタイルで、出来立て熱々が食べられるのが嬉しい♡
伸ばした生地に具材を入れて餃子のように包んでいくのですが、マジシャンのように鮮やかにこなします。さすが”パンを極めた男”だけあって生地の扱いは手慣れた様子。最後に油でカラッと揚げて出来上がりです。
ついに登場!揚げたては見るからにジューシーで、ヨダレが落ちそう。さっそくひと口食べてみると、予想に反して口あたりがさらっとしていて驚きました。揚げ物特有の油が口にまとわりつく感じや独特の油臭を感じません。
ポイントは油だそうで、これは企業秘密とのこと。ボリューミーな具材に中までしっかり熱を行き渡らせるために、生地の厚みや揚げる温度の調節を繰り返して完成したんだとか。
この日はマルゲリータとボロネーゼ包み。バリエーションを楽しめるように異なる種類を合わせて提供しており、カレー風味やクリームソースなども登場。味わいにこだわって独自ブレンドをしたナチュラルチーズを挟んでいます。
パン作りの腕なら誰にも負けない!と自負している床並さんですが、飽和状態のパン業界より未開拓のジャンルで勝負する方が面白い!と、まだまだ市場が成長していく可能性があるこのメニューに目をつけたそう。
冷凍の商品は出回っていたりするそうですが、一からの手作りをしているお店はほとんどないとのこと。
天性の器用さと、スポーツを極めた人ならではのチャレンジ精神を持ち合わせている床並さん。店内大型スクリーンでのスポーツ観戦イベントなども実施していて、この店をワクワクできる場所にしたいと奮闘中。誰でもふらっと立ち寄れる居心地のよいお店にしたいと熱弁されていました!
場所
handyman cafe 8mile(ハンディマン カフェ エイトマイル)
(三田市三輪4丁目12-16)
営業時間
ランチタイム 10:30~15:00
ディナータイム 17:00~L.O.20:30
定休日
不定休
※公式Instagramなどでご確認ください
TEL
090-4403-9653
駐車場
あり(店舗前に7台)