小学生バレーボール 湘南ドリームが県優勝 「全国大会へ一歩前進」
「全国共済・モルテンカップ第3回神奈川県小学生バレーボール新人大会」の決勝戦が3月8日、横須賀市南体育会館で開催。混合の部で、秦野市の湘南ドリームスポーツ少年団(大西淳(あつむ)監督)が優勝した。
同大会は、一般財団法人神奈川県バレーボール協会と神奈川県小学生バレーボール連盟が主催する県大会。小学5年生以下が対象の新人大会でもある。県下8地域(川崎・横浜・横須賀・藤沢・平塚・小田原・県央・相模原)で行われた地区予選を通過したチームのみが出場権を得る。上位入賞チームが所属する地域には、2025年度全日本バレーボール小学生大会神奈川県大会でのシード権と優先出場枠が与えられる。
一昨年同大会で準優勝、昨年は4位の結果で悔し涙を飲んだ同チーム。優勝を目指し、6チームが所属する平塚地区予選で1位で通過。県大会は1回戦、2回戦ともに2セット先取で快勝した。
準決勝は県央地域代表のALBIREOJrと対戦。1セット目は21対7で難なく獲得。2セット目は追い上げられるも23対21で勝利し、決勝へ駒を進めた。
決勝は接戦に
決勝戦の相手は、横浜地域代表の港南台ジュニア。1セット目を9対21で落とし、2セット目に突入。接戦を制し21対19で2セット目を獲得。1対1で運命の3セット目を迎えた。必死にボールをつなぎ、15対12で3セット目を取得。2対1で大会優勝を果たした。
手の甲に勝利を願う文字を書き、心を一つにして大会に臨んだチームのメンバー。キャプテンの飯塚琉那(るな)さん(鶴巻小5年)は、「決勝戦の2セット目を乗り越えて勝ててすごく嬉しかった。全国ベスト8を目指して練習していきたい」と意気込む。大西監督は「2年ぶりの全国大会へ一歩前進の県新人大会優勝。全国大会優勝まで、課題を克服して良い準備をして6月の予選に挑みます」と話す。