潮風香る氷見の商店街のレトロ喫茶店 名物はとろ~りチーズがこぼれる焼きカレー【コーヒーハウス マイケル】テーブル型ゲームも現役!!
能登半島の付け根に位置する富山県西部の氷見市。
海と山が近い自然豊かなエリアで農水業が盛んなまちとして知られますが、その中心部、氷見漁港からほど近い商店街にあるのが「まんがロード」。『忍者ハットリくん』や『怪物くん』などの作品で知られるマンガ家・藤子不二雄Ⓐの生家が近いことから街の中にキャラクター像が立ち並び、潮風香る港町の風情と交じり合うユニークな空間です。
そんな商店街の一角に、昭和レトロな古きよき喫茶店の面影をそのまま残す店があります。
クリームソーダやナポリタン、ホットサンドなどの定番メニューに、名物はチーズがとろけて器からこぼれるほどの焼きカレー、そして、テーブル型のゲームもまだ現役で楽しめるという地元で人気の店です。
レトロな風情がそのまま残る「コーヒーハウス マイケル」
1982(昭和57)年創業の「コーヒーハウス マイケル」。
屋根付きの歩道沿いに店が連なる氷見市中央町の商店街の中にあり、上庄川にかかる北の橋に建つ『笑ゥせぇるすまん』の主人公・喪黒福造の銅像からほど近くの場所にあります。
親子2人が切り盛りする飾らない喫茶店
店内は昔ながらの喫茶店らしく、地元の住民やなじみの常連客がゆっくりと時間を過ごす飾らない雰囲気。
現在は2代目店主の清水英洋さんと、母の千恵子さんが親子で切り盛りしています。
テーブル型ゲームがいまだ現役 ほぼ毎日通う常連客も
店の一角には、昔懐かしいテーブル型のブロックゲームが。
驚くことにまだ現役で使うことができて、このゲームで遊ぶために毎日のように店に通う客もいるんだとか。
喫茶店と言えば… 客のお願いで増えた定番メニューの数々
添えたいちごがアクセント 透き通るようなクリームソーダ
店には、昔ながらの喫茶メニューが多くそろいます。
いまや“レトロかわいい”のアイコン的存在で、SNS映えが人気のクリームソーダは、子供から大人までファンが多いメニュー。透き通るようなソーダの緑色がさわやかです。
この日はいちごがちょこんと添えられていました。味も見た目もアクセントになっていて、かわいらしいクリームソーダです。
具だくさんホットサンド、アツアツ鉄板のナポリタンも
開店当初から店に通うという女性客のお気に入りは、「ホットサンド」。
チーズやタマゴ、キャベツ、タマネギなどの具がたっぷりと入っていて、見た目以上にボリュームがあります。とろ~りとのびるチーズもたまりません。
こちらも昔ながらの喫茶店の定番メニュー、ナポリタン。
アツアツに熱せられた鉄板で提供されます。
薄く敷かれた溶き卵にケチャップたっぷりのもちもちスパゲッティは、混ぜながら食べ進めるのが醍醐味。フォークに巻き付けてハフハフとほおばると、どこか懐かしい気持ちになって安心します。
これらのほか、カレーや焼きそば、ピラフなどの洋食メニューに、どんぶりや定食なども。店名には「コーヒーハウス」とありますが、コーヒー以上にスナックや軽食のメニューがさまざまに並びます。
「お客さんのよろこぶ顔が見たくて」
笑いながら答える、店主の英洋さん。
聞けば、客から寄せられる要望に応えるうちに、どんどんメニューが増えていったのだそう。アットホームな店の空気やあたたかい店主の人柄が伝わるようです。
チーズがはみでる!! 名物「焼きカレー」
そんな「マイケル」の名物メニューのひとつが「焼きカレー」。
オーブンで焼き上げるアッツアツの料理で、今の寒い時期には特に人気の1品です。
ごはんの上にハンバーグとカレー、そこへたっぷりのカレーをかけたら、皿からあふれるほどのチーズをオン!! 焼き上げると器のふちからとろけたチーズがあふれ出ます。
真ん中にある卵を思い切って一気に崩しながら食べるのがオススメ。
半熟の黄身がとろっとあふれ、チーズやカレーと絡みます。
そのまま全体を混ぜて食べ進めると、中からハンバーグが出てきます。
こちらも肉がしっかり詰まっていて、食べ応え抜群。
大人の男性でもしっかりおなかいっぱいになるボリュームとおいしさです。
2代にわたって親子で守る喫茶店の味
「親が40年以上続けてきた店。味を変えずに、1日でも長くお客さんに来てもらいたい」
(英洋さん)
英洋さんは、これからも店を守り続けていこうと親への感謝と尊敬の念をにじませます。親子でつなぐ喫茶の味。これからも、地元客の憩いの場として長く愛されていきそうです。
出典:KNBテレビ「ワンエフ」
2026年2月6日放送
記事編集:nan-nan編集部
【コーヒーハウス マイケル】
住所 富山県氷見市中央町14-4
営業時間 9:00~18:00
定休日 不定休