【藤沢市・茅ヶ崎市】バスケットボールB3 湘南UBC 「目指すは年間4万人」 新オーナーにエフィラグループ
藤沢市や茅ヶ崎市などを拠点に活動するプロバスケットボールB3リーグのチーム「湘南ユナイテッドBC」の新体制発表会が20日、藤沢商工会館で開かれた。県内を中心に介護や保育、障害福祉事業などを展開するエフィラグループ(株)(本社・横浜市港北区)が新たなオーナーに就任。上位リーグに参入する条件となる今シーズン年間4万人の来場を目指す。
Bリーグは来シーズンから、リーグ構造を刷新する。最上位から「Bリーグプレミア」「Bリーグワン」「Bリーグネクスト」の3部制になり、平均入場者数や売上高など昇格と参入の条件を厳格化。BプレミアやBワンへの参入を果たすには、今シーズンのホームゲーム入場者数年間4万人が必須条件になる。
チケット配布観戦無料に
こうした状況を受け、湘南UBCとエフィラGは「4万人プロジェクト」を始動。同社が今シーズンの残り全試合の観戦チケットを購入し、行政や自治体、教育機関などを通じて無料配布。これまではホームゲーム開催地の市町村に在住、在勤、在学の人、または全国の高校生以下を2階自由席に招待していたが対象を拡大した。
この日会見したエフィラGの畠山大志郎代表取締役は「スポーツやバスケには、地域の人と人をつなぐコミュニティーを生み出す力がある。まちが一体となって一つのチームを応援することは、当社が掲げるミッション『生ききる』に通ずる。こうしたポテンシャルを湘南に感じる」と参入理由を説明。また「ただお金だけを出すスポンサーでなく、しっかりチームを強くし、地域の盛り上げもチームと一緒にしていきたい」と展望を語った。
チームを運営する(株)湘南ユナイテッド藤沢の小河静雄代表取締役は、昨シーズン終了後からスポンサー探しに苦戦したことを明かした上で、「10月末までのリーグ審査までに間に合わないのではないか、という不安の中で、畠山代表に承諾してもらった。地域に根差し、愛されるチームづくりを進める湘南UBCと、神奈川に根差して活動するエフィラGの思いがマッチングした。私たちにとって”ホワイトエンジェル”だった」と新オーナー就任までのいきさつを振り返った。
最後には「応援してもらっているたくさんの人のためにも、早期にBリーグワンに上がる努力をしていく」と決意を新たにした。