藤枝順心が12連覇、常葉大橘に1−0で競り勝つ 静岡県高校総体女子サッカー決勝
静岡県高校総体のサッカー女子は6月2日、エコパスタジアムで決勝を行った。藤枝順心が1−0で常葉大橘を下し、12連覇を達成した。
藤枝順心は前半から鋭いプレスで主導権を握り、両サイドから攻め込んだ。右クロスからFW宮路花菜がヘディングシュートを放つなど、惜しいシーンをつくった。
均衡を破ったのは延長戦突入かと思われた試合終了間際。右コーナーキックから主将の植本愛実がネットを揺らして決勝点を奪った。
常葉大橘はFW伊藤朱莉を中心にカウンターを仕掛けたが、最後まで相手の守備ブロックを崩しきれなかった。
藤枝順心は6月22、23日に岐阜県で行われる東海総体に出場する。2位以内に入れば、7月29日に北海道で開幕する全国総体の出場権を得る。
<静岡県高校総体・決勝トーナメント結果>
▷1回戦
藤枝順心 7−0 藤枝西
磐田東 5−0 静岡大成
常葉大橘 7−0 桐陽
東海大翔洋 6−0 清流館
▷準決勝
藤枝順心 5−0 磐田東
常葉大橘 2−1 東海大翔洋
▷決勝
藤枝順心 1(0−0、1−0)0 常葉大橘
【藤】植本愛実
【常】なし