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四日市港でのベイトフィネスアジング釣行で本命アジにセイゴ【三重】

TSURINEWS

アジ(提供:週刊つりニュース中部版APC・杉山陽佑)

以前から気になっていたベイトフィネスアジングに、やっと挑戦することができた。アタリがなかなか取れず、課題が浮き彫りになる釣行になった。

四日市港でベイトフィネスアジング

6月13日は旬のイサキを狙いに行くか、三重県・四日市港のアジを狙いに行くか迷ったが、結局アジングにした。イサキがとても魅力的で、どちらにしようか仕事から帰宅して3時間ほど迷い、家族にあきれられたのは内緒だが。

普段四日市港でスピニングでのアジングはしており、おおよその釣り方や狙い方、ポイントなどは把握しているが、ベイトフィネスアジングについては周りでもしている釣友はおらず、手探りのまま始めてみた。リールはシマノカルカッタコンクエストBFS、ロッドも中古の先折れイカメタルロッド改を活用しようと思ったが、ロッドパワーが強すぎるように思えたため、新しいものを用意した。

中古屋を巡ったが、良い感じの安価なロッドは見つからず、自宅にあるメバルロッドを泣く泣くぶった切り、ベイトアジングロッド(風)を作った。釣行は平日の深夜。いざベイトフィネスアジングへ。なぜ平日の深夜なのか。それは軽量ルアーを投げられるほどの腕もなく、バックラッシュしまくりのあたふたした様子を周りに見られたくないから。

河川絡みのポイントではセイゴ

まずは河川絡みの浅場から狙ってみた。ここは川の流れと潮の満ち引きが絡んでよく潮が流れるポイントで、1.5gのジグヘッドでリトリーブ中心に探りを入れてみる。潮止まりの時間と重なり流れもなく、なかなか魚からの返事はない。

30分ほどたちようやく潮が動き始めると、アタリが出始めた。いきなりひったくるようなアタリはセイゴ。30cmほどのセイゴでも自作改造アジングベイトロッド(風)で釣れるとうれしい。

再びすぐにアタリがあったが、今度はかなり大きそうなセイゴ。3ポンドのセカンドリーダーでは太刀打ちできるサイズではなく、ポイントだけを荒らして逃げていった。

ふ頭の常夜灯周りで本命アジ登場

河川絡みのポイントは諦め、ふ頭の常夜灯周りを探ってみた。まずスピニングで探ると、表層から中層付近にアジがいることが分かった。先ほどの場所に比べて水深もあり、1gのジグヘッドを使いフォールを中心に探りを入れてみた。

10mほどキャストして、ひたすらフォールのアタリを取るが反応はない。魚がいなくなったのかとスピニングで探ると、反応はあり魚はいる。ルアーは同じものを使っており、釣り方が合っていないのか、ベイトでは全くアタリが取れない。かなり焦ってきて、底まで落としたルアーをゆっくり回収してくると、ブルッと反応があり勝手にアジが掛かっていた。

スピニングだとアタリが取れるのだが…(提供:週刊つりニュース中部版APC・杉山陽佑)

本来ならここで釣り方のコツがつかめて釣れ始めるのだが、それっきり同じことをしても釣れなかった。悔しくて朝まで頑張ろうかと思ったが、眠気には勝てず初めてのベイトフィネスアジングは1匹の釣果で終わった。まあ1匹釣れたし、良しとしよう。ボウズじゃないし(泣)。

ベイトフィネスで仕留めた唯一の1匹(提供:週刊つりニュース中部版APC・杉山陽佑)

リベンジを決意

自宅に帰り、いろいろアタリが取れていない原因を探るが、ラインシステムを考え直してみた。0.6号のPEにリーダーを組み、さらに3ポンドのセカンドリーダーをつなげていたのが、ラインの太さやリーダーのヨレがアタリを取れていない原因の1つではないかと思われた。

今度はラインシステムを見直し、PEラインをより細くするか、太めのエステルラインで狙ってみたいと思った。

なぜかカタクチイワシもヒット(提供:週刊つりニュース中部版APC・杉山陽佑)

<週刊つりニュース中部版APC・杉山陽佑/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年7月12日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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