大阪・関西万博会場に潜入! 開幕50日前のリアルな現場をレポート
「万博の準備はどこまで進んでいる?」「パビリオンは完成しているの?」情報は増えてきたものの、まだまだわからないことだらけの「大阪・関西万博」。気になる疑問を解決すべく、anna編集部が会場へ潜入! 開幕50日前のリアルな様子をお届けします。
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予想以上に進んでる!ほぼ完成間近の万博会場大屋根リングが想像以上のスケール!暑さ避け対策もしっかり!K-POPファン必見! 韓国パビリオンの特大ビジョンミライを体験できる大阪ヘルスケアパビリオン
予想以上に進んでる!ほぼ完成間近の万博会場
「本当に間に合うの?」という心配の声もありましたが、会場に足を踏み入れると、その完成度に驚かされます。シグネチャーパビリオンはもちろん、海外パビリオンも続々と姿を現し、まさに総仕上げの真っ最中。緑化も進んでおり、開幕期間中には緑いっぱいの清々しい景色が楽しめそうです。
大屋根リングが想像以上のスケール!
話題の「大屋根リング」を実際に見ると、その巨大さに圧倒されます。
直径約600m、全周約2kmと、木造建築としては圧巻のスケール! リングの内側には海外パビリオンやシグネチャーパビリオンが建ち並び、「静けさの森」などの休憩スポットも。さらにリングの外側には日本館や国内企業のパビリオンがズラリ。
ちなみに、会場全体の広さは東京ドーム約33個分にもなるのだとか。この広さ、1日じゃ回りきれないかも……。
暑さ避け対策もしっかり!
ところどころで見かけたユニークな形の竹のベンチ。夏場でも屋外で休憩ができるよう、日差しをさえぎる工夫がなされているのだそう。
このほか、会場南西部に位置する「進歩の広場」に設置される「氷のクールスポット」では、自然エネルギーを利用した昔ながらの氷室(ひむろ)の仕組みを空調技術で再現し、木陰に入ったときに感じるような涼しさを提供するとか。サスティナブルな取り組みがそこかしこに見られます。
K-POPファン必見! 韓国パビリオンの特大ビジョン
韓国パビリオンの外壁には、横27m×高さ10mの巨大LEDビジョンが設置され、最新技術を駆使した3D映像が楽しめます。なかでも注目はK-POPライブ! どんなアーティストやアイドルのライブが楽しめるかはまだ発表がありませんが、万博という国を超えたイベントだけに期待も高まります。ライブを観るために来場するK-POPファンも多そうです。 2025年5月13日(火)の「ナショナルデー」には特別イベントも予定されているそうなので、韓国カルチャーが好きな方はこの日に訪れると良いかも!?
ミライを体験できる大阪ヘルスケアパビリオン
カラダ測定ポッドで健康データを登録するところから、すでにワクワクが止まりません! ミライの自分と出会い、ミライのヘルスケアや都市生活を体験したあとは、参加者同士で協力する人生ゲームも楽しめるそう。
さらに、1970年大阪万博でも話題となった「人間洗濯機」が、55年の時を経て「ミライ人間洗濯機」として復活。カラダを洗うだけでなく、背面センサーで入浴した人の生体データを測定してよりリラックス&リフレッシュできる空間を提供するとのこと。
「リボーン体験」も「ミライ人間洗濯機」も、すでに体験応募はスタートしているので、気になる方は早めの事前予約をおすすめします。
実際に訪れてみると、魅力的なパビリオンやプログラムが多すぎて1日じゃとても足りない! 帰る頃には見逃したものの多さに後ろ髪を引かれることになりました。 annaでは他にも万博担当記者に聞く「大阪・関西万博」のおすすめパビリオン・ルートから、万博の歴史、お得な情報まで「大阪・関西万博」に関する様々な記事を配信しています。他の記事も参考にしながら、しっかりプランを練って来場してみてくださいね。
撮影/井原完祐 文/anna