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県立東高根森林公園 防災パーゴラを設置 非常時の避難所として〈川崎市宮前区〉

タウンニュース

工事が進む広場(上)設置されている詳細看板(下)

神奈川県立東高根森林公園で、老朽化した施設を建て替え、防災パーゴラ(屋根状に組まれた骨組み、つる性の植物を絡ませる棚)の設置工事が進んでいる。平時は広いスペースを確保したまま、非常時にはパーゴラを骨組みにしテントを張り、シェルターとして活用する。工事は3月に完了する予定。

同公園入り口のパークセンターから入ってすぐの出会いの広場で、昨年11月から改修工事が始まっている。パーゴラ4基とベンチ6台が設置される予定。非常時には公園職員らがベンチに収納された布を、パーゴラを骨組みにしシェルターにする。平時は今まで通り、広場としての機能を有する。

パーゴラは高さ約2・5メートル。幅は3×3〜6メートル。同公園は広域避難場所に指定されており、大規模地震や風水害などの災害時に活用する予定。昨年11月に着工しており、3月完成予定。駐輪場の整備も含めた工事面積は約880平方メートルで、予算約5100万円。神奈川県横浜川崎治水事務所担当者は「有事に雨風を防ぎ、着替えスペースなどとしても活用できれば」と話している。

来年度に舗装整備のほか虫のオブジェも設置し、全ての工事が完了する予定。

同公園は1978年に開園。ベンチ等の老朽化や広場としてのニーズの変化、災害発生時の広域避難場所整備に合わせて、改修工事に至った。

市民憩いの場

同園内には、県指定遺跡の『東高根遺跡』や県指定天然記念物の『東高根のシラカシ林』、湿生植物園などもあり、市内唯一の県立公園として、憩いの場となっている。

緊急事態宣言発出のため、同公園は1月10日付けで2月7日までの室内外に関わらず全てのイベントなどの中止を発表している。イベントは中止となったが、同公園ではロウバイや梅だけでなく、厳しい寒さの中スイセンやボケが咲き始め、ナンテンやマンリョウなども見ることができるという。春に向け、多くの植物が芽を育てている。

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