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辻口博啓さんが通う。とんかつの名店「とんかつ とんき」

料理王国

辻口博啓さんが通う。とんかつの名店「とんかつ とんき」

常に勢いを感じる個性的なとんかつ。

東京・目黒「とんかつ とんき」のロースカツ定食

辻口さんが通うワケ

10 年くらい通っているけど、いつ行っても勢いを感じる店。薄い衣と肉汁がしたたるジューシーな感じも好みです。あれだけのお客さんをキビキビとさばく接客も素晴らしい。

夕方4時の開店とともに次々とお客がなだれ込み、カウンターは10分で満席。静かな店内にはトンカツを揚げる油の音が高らかに響き渡る。

POINT
小麦粉と卵はしっかりと3回づつつける
衣が薄くて油っぽくないのが「とんき」の特徴。薄力粉と強力粉を合わせた粉と卵をしっかりと3回つけた後、細かいパン粉で揚げることであっさりと軽い口当たりに。


「衣の味も楽しんで欲しいので、粉と卵を3回繰り返しつけています。パン粉は店で細かく挽いたものを使い、160度の低温で約20分、じっくりと揚げています」と語るのは、76歳になる店主吉原功章さんの甥にあたる吉原出日さんだ。

混雑時は一度に13枚揚げることができる大きな鍋が5つ並ぶ。

薄くきめ細かい衣をまとったカツは、意外なほど軽い。衣、揚げ、盛り付けと完全分業された仕事や、客のタイミングに合わせた接客も「とんき」の真骨頂。「体が動く限り揚げ続ける」という店主とベテラン職人の仕事が、いつの時代も変わらぬ「とんき」の味を支えている。

ロースカツ定食
1900円(税込)

クリスピーな薄い衣と十字に切った独特の姿が「とんき」のスタイル。ジューシーなのにさっぱり食べられると女性や年配客にも評判だ。二升炊きの羽釜で炊いたご飯もおいしい。

Kouki Yoshihara

吉原功輝さん

1939年新潟県生まれ。 1939年(昭和14)に創業した「とんき」の 2 代目。 76歳になった今も店に立ち、弟や甥、ベテラン職人とともに「とんき」の味を守り続ける。

とんかつ とんき
Tonkatsu Tonki
東京都目黒区下目黒1-1-2
☎03-3491-9928
●16:00~22:45LO
●火・第3月休
● 定食1400円~、
カツ単品800円~(各税込)
●100席

小林 薫=取材、文 伏木 博=撮影

本記事は雑誌料理王国251号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は251号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

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