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紅葉、栗に、おばけまで!姫路市『手毬』で出会った秋の彩り豊かな和菓子たち 姫路市

Kiss

姫路城からほど近い御幸通りの商店街にある『手毬』(姫路市)。

気軽に立ち寄れる城下町の和菓子処

城下町の落ち着いた商店街に馴染む木の温もりを感じる和の趣ある店構えは、観光客はもちろん、地元の人にとっても心を和ませてくれる存在です。

木の温もりに包まれた店内。奥には和菓子づくり体験スペースも
とりどりの和菓子は、まるで小さな芸術品

扉を開けると、色とりどりの上生菓子が目に飛び込んできます。まるで工芸品のように美しい和菓子の数々は、思わずどれにしようか迷ってしまうほど。

(左から)「いちご餡」「抹茶餡」「栗餡」各360円(税込)

伝統的な和菓子の技法を大切にしながらも、新しい表現や工夫を重ね、四季の移ろいを目と舌で味わえる菓子作りを続けています。定番の商品も人気を誇りますが、特に魅力的なのは、四季折々に表情を変える上生菓子。

練切を成形するための専用道具入力

店主はもともと洋菓子のパティシエとして経験を積んできましたが、より日本らしい甘味文化を後世に伝えたいと考え、和菓子の世界へ転向。洋菓子で培った繊細な感性を生かしながら、伝統技法を大切にした和菓子作りを続けています。

そのため、『手毬』の和菓子には見た目の華やかさと日本らしい品格の両方が宿っています。

和菓子初心者にも選びやすい、彩り豊かなラインナップ
定番商品の「手毬(こし餡)」360円(税込)店名にちなんだ手毬をモチーフにした華やかな練切。断面からも美しさが伝わる緻密なつくり

今回取材したのは、店名にもなった定番の「手毬」などに加えて、秋ならではの和菓子たち。

「スイートポテト餡」360円(税込)
細やかな色合いで表現された紅葉はまさに職人技

紅葉をモチーフにした鮮やかな上生菓子は、赤から橙、黄色へのグラデーションが繊細に表現され、まるで小さな秋を手のひらに閉じ込めたよう。

試食にいただいた人気の栗あん。栗の素朴な味が、少し早い秋の訪れを感じさせます
人気の「栗餡」360円(税込)

栗を使った「秋桜(栗あん)」は、ほっくりとした香りの栗あんが素朴な甘みで、秋の深まりを感じさせます。

伝統技法で仕上げた、遊び心いっぱいの和菓子

さらに、コウモリやカボチャをあしらった練切(ねりきり)など、ハロウィンをイメージした遊び心ある和菓子も登場。

伝統の中にユーモアを取り入れたハロウィン限定のお菓子

可愛らしいおばけの菓子は、子どもから大人まで思わず笑顔になれる人気の一品です。季節に応じた商品を展開しているため、訪れるたびに新しい菓子と出会えるのも『手毬』の大きな魅力です。

「柴犬和菓子(2個入り)」890円(税込)店主が柴犬を飼っていることから柴犬の和菓子を作ってみたそう

取材の日は、ちょうど柴犬を飼っている友人の誕生日。せっかくなのでプレゼントに購入し、帰りに友人に渡したところ「可愛い♡」と大変喜んでもらえました。見た目の華やかさも魅力の『手毬』の和菓子は、贈り物としてもおすすめです。

職人と一緒に体験できる生菓子づくりの道具がずらり

また店内では、職人と一緒に生菓子をつくる体験も実施されています。専用の小道具を使いながら練切を成形していく工程は、初めてでも楽しく挑戦できます。観光客には旅の思い出に、地元の人には、季節をより深く味わう機会として人気です。

「はさみ細工(こし餡)」490円(税込)花びら一枚一枚を繊細に表現した職人技

姫路観光の合間に立ち寄れば、日本の四季を和菓子を通して堪能できるひとときに。手土産として持ち帰れば、包みを開く瞬間から優しい笑顔が広がります。

定番の安心感と、四季折々に表情を変える上生菓子。姫路の『手毬』で、彩り豊かな和菓子が並ぶ店内で、あなたのお気に入りの季節を見つけてみるのもいいかもしれませんね♪


場所
手毬
(姫路市本町68)

営業時間
10:00~17:00

定休日
水曜日、木曜日

駐車場

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