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神奈川県座間市社会福祉協議会 不要になった教科書や文房具を募る「スタディドライブ」を初実施 〈海老名市・座間市・綾瀬市〉

タウンニュース

寄付を呼び掛ける市社協職員

座間市社会福祉協議会(飛田昭会長)は5月10日(月)から14日(金)まで、不要になった教科書や文房具を募る「スタディドライブ」を初めて実施する。集めた文房具は学習支援団体に寄付し、文具を求める子に配布する。

この取り組みが始まるきっかけとなったのは、市内在住の大学1年で学習ボランティア団体「あすのち」副代表の三浦寧久さん=人物風土記で紹介の支援を求める切実な訴えだった。

三浦さんは今年3月、相模原市で開催されたイベントで講演し、学習支援に必要な教科書や筆記用具が不足している現状を学習ボランティアに興味のある学生が集まる前で訴えた。同席していた座間市社会福祉協議会の担当者が他の学習支援団体や外国人の学習支援を行う団体に調査をしたところ、三浦さんが訴えたように「教材や筆記用具が足りない」との声が多く寄せられた。

現状を把握した市社協が旗振り役となり、学習支援に特化した物資を募るイベントを企画。余った食料を募る「フードドライブ」の文房具版だとして、「スタディドライブ」と名付けた。市社協によると、学習支援に特化した寄付企画は聞いたことがないという。

寄付を求めるのは教科書、参考書、問題集などの学習本(対象は小学生から高校生まで)と、ノート、鉛筆、ペン、コピー用紙、世界地図、カルタなどの文房具や知育玩具。書籍については古本可だが、文房具は基本的に未使用のもの。金銭の寄付も受け付け、寄付金は市社協を通じて市内で活動する10の学習支援団体に寄付される。

市社協担当者は「学習に使えそうなものがあれば、まずは持ち込んでほしい」と話した。寄付は午前8時15分から午後5時まで、サニープレイス座間で受け付ける。

三浦さんが所属する「あすのち」は、近隣の高校生や大学生が先生役となり、地域の小中学生に対してマンツーマンの学習支援を行う活動をしており、サニープレイス座間と横浜でそれぞれ月2回開催している。

学習支援は全て無料で受けられる一方、運営資金や必要な物資の確保が課題となっている。三浦さんは「スタディドライブに多くの方に協力してくれると嬉しい。学習支援活動に興味を持ってもらえる機会にもしたい」と話した。(問)市社協【電話】046・266・1294

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