主人公みこ(原 菜乃華)を支えるのは正反対の最強タッグ キュート&キュンが渋滞する場面写真『見える子ちゃん』
映画『見える子ちゃん』の、なえなのが演じる主人公みこ(原 菜乃華)の同級生で、霊感があるゆえに同級生たちから疎まれている女子高生・二暮堂ユリアと、山下幸輝が演じるみこたちの高校の生徒会長・権藤昭生の場面写真が到着した。
正反対の2人
解禁となったのは、ユリアのMy除霊グッズを振りかざす真剣な様子や、巫女装束を着てお祓いをする姿、そして昭生のキリリとした表情で生徒会長らしく壇上に立つ姿や、みこに顔をそっと近寄せ内緒話をする様子を捉えた場面写真だ。
霊が“見える”主人公みこに霊視能力があると気づき、みこに接近するユリアと、生徒会長の真面目さでみこやユリアたちを気に掛ける昭生だが、産休に入る担任・荒井先生(堀田茜)の代理として赴任してきた霊に憑かれている遠野善(京本大我)の登場により、みこの親友で無自覚に霊を引き寄せてしまうハナ(久間田琳加)に異変が…。
みこと自称・霊能者のユリア、そして生徒会長・昭生の3人でハナに異変をもたらした正体を突き止めるために動き出すのだが――。
なえなのはユリアを演じるにあたって、台本を読んで劇中で九字切りをするシーンがあることを知り、「なんだこれは(笑)」と思ったと語っている。
“九字切り” とは、日本の伝統的な護身術の1つで「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」と9つの文字を唱え、指で空中に縦4本、横5本の線を描いていくもの。
主に災いなど悪いことから身を守るために行われるといわれ、かなり複雑な指の動きが必要になるのだが、「『臨』の手が難しかったので資料を送られてきたときに『こんなに指曲がる?終わったな』と思いました(笑)」と明かしている。
劇中でも本場面写真のように霊能力を活かして霊に対峙するシーンが収められており、ユリアがどのようにストーリーに関係していくのか気になるばかり。
昭生は原作には出てこないオリジナルキャラクターで、突然霊が見えるようになってしまったみこの霊視能力にいち早く気づき、何かとみこを気にかける冷静沈着でどこか大人びた雰囲気を持つ存在。
昭生役の山下は「原作には出てこないオリジナルキャラで僕にかかっていると思いました。ストーリーテラーというか説明の芝居が多かったので、セリフ量も多かったりして、昭生と作品を面白くするのも僕にかかっているなって思いました。勝手に(笑)。」と、オリジナルキャラクターであるとともに、説明的役割を担う難役で作品の鍵を握る人物であることも明かしている。
『見える子ちゃん』は6月6日(金)全国劇場公開