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【しまなみ海域2020】現役船長が解説する秋のマダイ釣り 荒食い期到来

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しまなみエリアのマダイ(提供:秀丸)

広島の生口島・垂水港を出船する秀丸では、タイラバ&ひとつテンヤでマダイが連日好釣果となっている。船長直伝の攻略の秘訣とともに紹介したい。

しまなみ海域マダイシーズン

広島の尾道から愛媛の今治にかけてのしまなみ海域には多数の島が点在し、その間を瀬戸内の速潮が通り抜けている。この起伏に富んだ地形と複雑な海流のおかげで、この海域は魚影が濃く、ここで育った魚は身がしまっておいしいのが特徴だ。

中でもマダイの魚影はかなり濃く、一年を通して狙うことができる。これから秋が深まるころまでは、エサの少ない冬を乗り切るために荒食いを始めるため、春の乗っ込みと双璧をなす絶好のシーズンとなる。数も型も狙い目のシーズンと言える。

また、周年狙えるタイラバはもちろん、ひとつテンヤでも狙えるシーズンであり、エサ釣り派にも嬉しいシーズンでもある。ひとつテンヤの釣期は、エサの入手の関係で5~12月となっている。

ゲストも魅力的

ちなみに、タイラバ、ひとつテンヤで釣れるタイ以外の魚には、高級根魚のキジハタ、カサゴに青物が有望。このほかタイラバではヒラメ、チヌ、アマダイ、セトダイ、大ニベ、ホウボウ、テンヤではコチ、コショウダイ、イシダイ、アイナメ、スズキといった魚も交じるそうだ。

大型のマダイもヒット中(提供:瀬戸田秀丸)

マダイ釣りのタックル

基本のタックルから紹介しよう。

タイラバタックル例

・サオ=7ft前後の専用ベイトロッド
・リール=巻きやすくドラグ性能がある程度しっかりしたベイトリール
・ライン=0.8~1号
・リーダー=3~5号
・タイラバウエイト=45~100g
・ネクタイ、スカートの形状やカラー、ハリ=状況によるため、いろいろ用意しておこう

ひとつテンヤタックル例/h3>

・サオ=2~2.7mの専用ロッド
・リール=2500~3000番のスピニングリール
・ライン=0.6~1号
・リーダー=2~3号
・テンヤ=5~12号
・エサ=海エビ、シャコ、サイマキ

 

マダイの釣り方

続いて基本の釣り方を紹介する。

落として巻くだけでマダイがヒット(提供:瀬戸田秀丸)

タイラバ

タイラバは、水温が低く活性の低い春先などは、スロー巻きやたまに止めたりなどが効果的だが、秋は水温が高く一番活性がいい時期なので、基本である「落として巻くだけ」でOK。

コツコツアタリが出たら、サオ先が引き込まれるまでアワせずに巻き続けよう。

この時期は難しいテクニックは不要なうえ浅場で釣れるので、初心者にももってこいのシーズンと言える。

ひとつテンヤ

ひとつテンヤの方は、着底したらエビが跳ねるように2~3回シャクり、サオ一本分グーッと持ち上げる。イトが張った状態でしばらくステイし、テンションを掛けながらテンヤを落としていく。着底したら同じ動作を繰り返す。

軽くなったり、ココンとくるのがアタリ。しっかりアワセを入れてから魚の引きを楽しもう。

秀丸の近況

秀丸では現在航程1時間ほどの松山沖のポイントがフィールド。ちょうど小イワシのベイトに魚が付き食いがいいので、群れを見つけられれば大釣りが期待できる。また、ベイトにはマダイのほかに青物も付いており、同時に狙えるとのこと。

なお、例年水温が下がってくるとベイトが抜けてしまうが、今年は例年より水温が高いまま移行しており、「年末まで楽しめるのでは?」というのが船長の見通しだ。

マダイに青物が爆釣中(提供:瀬戸田秀)

船長が教える攻略の秘訣

最後に、しまなみのタイラバ&ひとつテンヤの攻略の秘訣を船長にうかがった。

タングステンシンカーがオススメ

タイラバの攻略の秘訣は、ずばり「タングステンシンカーを惜しみなく使う」ということ。しまなみのマダイはシルエットの小さなタイラバによく反応するので、ヘッドを小さくできるタングステンシンカーはかなり効果的だとか。

テンヤの攻略の秘訣は、できるだけ軽いテンヤで底を取れるようになること。テンヤが軽いと違和感なく魚が食いつくということだ。

エサはこまめにチェック

また、高水温期はカワハギ、ベラ、フグといったエサ取りが非常に活発。これらの小さなアタリを見逃さず、常にエサの付いた仕掛けで釣るように心がけること。微妙なアタリが分からない初心者は、こまめにエサのチェックをするだけでも釣果に差が出るそうだ。

<TSURINEWS関西編集部>

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