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最近のテレビに「ネット動画用外付け端末」を使用するメリットは?

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イラスト/はやし・ひろ

最近のテレビにはいろいろなネット動画のアプリが搭載されている。この状況で、Amazon Fire TVやChromecastを使用するメリットは何?という読者に、AVライターの鳥居一豊さんがわかりやすく解説してくれた。

テレビ用のネット動画プレーヤーって、必要?

読者からの質問

最近のテレビにはいろいろなネット動画のアプリが搭載されていますが、そのような状況で、Amazon Fire TVやChromecastを使用するメリットはあるのでしょうか? 私は自分のテレビからChromecastを外して、使わなくなりました。 (N.Hさん 千葉県 65歳)

編集部:

テレビのHDMI端子に外付けするネット動画用の端末についてですね。これは、AVライターの鳥居一豊さんに聞きます。

専門家の回答

専門家:

「今や国産4Kテレビは、ほぼ全機種が動画配信サービスの視聴ができるネットワーク機能を備えており、2Kテレビでもネットワーク機能を持つものが発売されています。そうした最新の製品なら、ネット動画用の端末をわざわざ追加するメリットは少ないです。ただし、テレビによって対応する動画サービスに違いがあり、自分の見たいサービスが、所有しているテレビでは視聴できないこともあります。なので、外付け端末には『手持ちのテレビが対応していない動画サービスを楽しめる』というメリットがあります。

また、Chromecastは最新モデルで新しいUIのGoogle TVを採用し、動画サービスを区別せずにコンテンツ優先で検索ができるなど、機能が向上しています。音声によるコンテンツ検索や家電連係などの新機能もあります。さらに、今後も出てくるであろう新しい動画サービスについては、現有のテレビではアップデートで対応できず、視聴できないこともありえます。こうした新機能の追加や新しいサービスへの対応を、テレビを買い替えずにできるのも、外付け端末のメリットです」

編集部:

まず考えられるメリットは、新機能や、これまでになかった新サービスへの対応なんですね。

専門家:

「そうです。また、外付け端末があれば、古い2Kテレビでも動画サービスを利用できることは、やはり大きなメリットです。こうしたネット動画サービスはHDCPという著作権保護技術が採用されており、不正なコピーや視聴を制限しています。このため、HDMI端子を持たないテレビでは使用できず、HDMI→DVI変換アダプターなども使えません。逆に、HDMI規格はHDCP技術を採用しているので、HDMI端子を搭載するテレビであれば、動画自体の再生は可能です。当然ながら、4Kコンテンツ向けのHDCP2.2で保護されたコンテンツをそのまま視聴することはできませんが、2K画質にダウンコンバートすることで、視聴自体は可能です。

つまり、動画サービス用端末は、古いテレビでもネット動画を再生することができるようになるほか、比較的新しいテレビであっても、最新サービスへの対応や最新機能の追加ができることが大きなメリットとなります。新しめのテレビを使っている人でも、自分の見たい最新の動画サービスに対応できるかどうかをよく確認し、外付け端末が必要かどうかを検討するといいでしょう」

編集部:

わが家の2011年製2Kテレビでも、Amazon Fire TV Stickで4Kコンテンツを2Kにダウンコンバートして視聴することができました。一家に一台あると便利ですよね!

◆イラスト/はやし・ひろ

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