ハイバイ、「自分のエピソードを台本にして出演する」オムニバス演劇『ワレワレのモロモロ』 札幌・東京での上演が決定
2024年8月8日(木)〜11日(日)札幌に新しく誕生したジョブキタ北八劇場、8月14日(水)〜18日(日)下北沢 ザ・スズナリにて、ハイバイ『ワレワレのモロモロ 2024 札幌東京編』が上演されることが決定した。
『ワレワレのモロモロ』は参加者が自分の身に起こった話を書き、それをそのまま演劇化して本人を中心に演じる企画。これまで地方劇場や高校・大学、教育機関など全国で開催を続け、開催地延べ30ヶ所、参加者延べ550名以上にわたる。さいたまゴールドシアター編やフランス・ジュヌビリエ編など、世代や国境を超えて上演を重ねた、岩井秀人のライフワークとなっている。
今作家には、東京と札幌で開催したワークショップで出会った、足立信彦、滝沢めぐみ、南雲大輔に加え、2024年にオープンしたジョブキタ北八劇場芸術監督でもあり、俳優・演出家・劇作家の納谷真大も脚本を書き下ろす。また、前回公演の『ワレワレのモロモロ2022』で、お父さん役からバーのママまで幅広い役柄を演じ、今回も大活躍が期待される板垣雄亮の出演も決定した。
今回は「札幌」と「東京」ぞれぞれの地から、選りすぐりの実話エピソードが集結。ジョブキタ北八劇場にて約3週間の滞在制作、公演を経て、約2年ぶりにハイバイ公演として東京凱旋公演を行う。
岩井秀人 コメント
岩井です。ワレワレのモロモロでございます。
個人的にはいつも通りの「そいつはヒデー!! 涙笑」なものもありつつ、さらに射程の広いものが題材になっていて、味わい深いものになりそうです。なかなか日常では触れることができない「宗教」についてや、「資本主義のはしごを必死に登った」体験が語られます。僕自身、世代的(70年代生)にもあまり能動的に話題にしてきづらかったものを扱えることが楽しいです。
これを機に、いろんなことを明るく話題に取り上げていける世の中になったらいいなと思いつつ、本番まで楽しくやっていこうと思っております。お楽しみに!