舞台『Too Young』にて、トークイベント『語り合い~Too Youngをきっかけに~』を開催 宮﨑秋人、綱啓永らも登壇
2025年11月13日(木) ~ 11月24日(月・祝)紀伊國屋ホールにて上演される、舞台『Too Young』。この度、本作の世界観をより深く、そして観劇後も豊かに味わってもらうためのトークイベント『語り合い~Too Youngをきっかけに~』が開催されることが決定した。
舞台『Too Young』は、劇団チョコレートケーキの古川健(脚本)と日澤雄介(演出)を迎え、ワタナベエンターテインメントが贈るDiverse Theater 第二弾。
本トークイベントは単なる「アフタートークショー」ではなく、俳優、クリエイターそして観客の皆様との「語り合い」の場。さまざまな立場から自由に意見を交わしながら観劇体験を通じて得た感情や気づきを持ち寄り、意見交換することで、議論をより深め、作品世界と社会をつなぐ対話を生み出すことを目的としている。
舞台『Too Young』が描く若者の孤立や居場所の問題は、誰にとっても無関係ではない現代社会の課題。本作が投げかける問いを俳優、クリエイターそして観客と共有し合い、自分ごととして考えるきっかけになる時間となる本イベント。
開催日程は11月14日(金)18:30公演終演後にキュレーターとして佐々木チワワ、渡辺ミキ、そして日澤雄介、宮﨑秋人、綱啓永が登壇。また、11月20日(木)13:00公演終演後にキュレーターとして徳永京子、そして古川健、宮﨑秋人、綱啓永が登壇する。この機会を逃さないでおこう。
■「語り合い」開催意図
舞台『Too Young』を起点に、現代社会で生きる私たちが抱える様々な問題を考える場として、「語り合い~Too Youngをきっかけに~」を開催します。
歌舞伎町・トー横ではオーバードーズやリストカットに走ってしまう若者の悲惨な実情があります。
しかし一方で、トー横には「お勉強界隈」と呼ばれるポジティブなコミュニティも生まれ、放課後の教室やサークルのように仲間同士で学び合う場も育っています。
かつてトー横にいた若者たち自身も、この場所を持続可能なものにしたいと考えて「居場所」は家や職場のように固定化されたものではなく、むしろ流動的に存在することが見えてきます。
今回は、トー横に精通し、関連書籍も手掛ける文筆家・佐々木チワワ氏と、演劇ジャーナリスト・徳永京子氏を迎え、異なる立場からの視点から、舞台『Too Young』が投げかける問いをお客様とともに考えていきます。演劇をきっかけに社会を語り合い、劇場が救いや希望の場となることを願う試みです。