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囲碁タイトル戦 仲邑女流棋聖が先勝 市内ホテルで第1局〈平塚市〉

タウンニュース

初戦を白星で飾った仲邑女流棋聖(右)

囲碁の第27期女流棋聖戦三番勝負の第1局が1月18日、ホテルサンライフガーデンで行われ、中学生棋士の仲邑菫女流棋聖(14)が挑戦者の上野梨紗二段(17)に白番中押し勝ちした。

囲碁界初となる10代同士のタイトル戦で白星スタートを切った中村女流棋聖。タイトル防衛まであと1勝とし、「内容的には力を出せたかなと思う。いいスタートが切れて良かった」と対局を振り返った。

仲邑女流棋聖は、今年3月に韓国移籍が決まっている。「日本でのタイトル戦は最後になると思うので、悔いのないように打ちたい」といい、「勝ち負けを意識せずに自分の力を出し切れたら」と第2局に向けて抱負を語った。

仲邑女流棋聖は前期、上野二段の姉・愛咲美女流名人との三番勝負に挑戦。同ホテルを会場にした初戦は落としたもののその後2連勝し、史上最年少の13歳11カ月でタイトルを獲得した。

第2局はきょう25日に日本棋院で行われる。

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