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直源会グループ カンボジア人3人が就労 特定技能制度を活用〈相模原市南区〉

タウンニュース

入職式に出席した(左から)チアサムナンさん、ヴィーチャンティーさん、コンサムオンさん。後列左が石川理事長

医療法人直源会相模原南病院(大野台)と社会福祉法人直源会特別養護老人ホームりんどう麻溝(麻溝台)は4月1日、在留資格「特定技能」制度を活用したカンボジア国籍の3人を市内で初めて両施設で採用した。4日に合同の入職式が行われ、法人の石川誠剛理事長は「コミュニケーションを図り成長していきましょう」とあいさつした。

特定技能は2019年4月に設けられた制度。従来の技能実習は技能を国に持ち帰ることを目的とするのに対し、特定技能は人材不足対応を目的としている。在留期限は最長5年。一定の技能水準や日本語能力があることを試験でクリアする必要がある。3人はカンボジアで資格を取得したが、新型コロナウイルスの影響で入国が1年半ほど遅れた。ようやく入国が決まり、今年度から勤務が始まった。

入職式には3人と、受け入れる相模原南病院の塚本真院長と杉本和子看護部長、老人ホームりんどう麻溝の岩崎義之施設長などが出席した。

病院で勤務するコンサムオンさん(28)は「好きなことは寝ること。楽しいことも困ることもいっぱいあると思うがよろしくお願いします」とあいさつ。老人ホームで勤務するヴィーチャンティーさん(31)は「趣味は本を読むこと。日本語も学びたい」と話し、来日できたことを喜んでいた。同じく老人ホームで働くチアサムナンさん(34)は「歌を聞くのが好き。将来はカンボジアで化粧品を売る仕事がしたい」と話していた。

カンボジア自立支援

直源会の石川誠剛理事長は歯学部に通っていた15年ほど前から、医療提供ボランティアとしてカンボジアを訪れていた。歯科医師になってからもカンボジアに通い続けていたが、虫歯があっても満足に治療を受けられない人がたくさんいたことから、虫歯予防についての知識を啓発するなど関りを深めていった。

ボランティアを行う中で感じたのがカンボジア人の温和な人柄だった。様々な思いから「カンボジア自立支援プロジェクト」を進め、カンボジア人が働く機会の提供と、マンパワーとして働いてもらうことを促進していくという。石川理事長は「在留期限は最長5年ですが徐々に受け入れを増やし、30人、40人と採用していければ」と話している。

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