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6月上旬、相模湾茅ヶ崎のまごうの丸からマルイカを狙って釣行した。朝6時に出港し、烏帽子岩沖や江ノ島周辺での釣行は大成功。ムギイカ交じりで13～25cmのマルイカを釣り上げ、トップ釣果は56尾に達した。

まごうの丸でマルイカ釣行

釣行当日は出船1時間前に到着。店前の釣り物別看板の前にクーラーやタックルバッグを置く。開店を待って受け付けしたあと、いつものように大きな荷物は船着き場までトラックで運んでもらい、貴重品と竿は手に持って移動。

第二十一まごうの丸に乗船。石黒由省船長とあいさつを交わして釣況を聞くと、「水深20m前後でたくさんアタりますよ」と言うことで、ブランコ仕掛けと直ブラ仕掛けを用意。

マルイカ17、18cm連チャン

6時に左舷6人、右舷5人を乗せて出港。5分ほど走った烏帽子岩沖でエンジンスロー。釣り場の海況は晴れ、北風3～4mのナギ。反応を探して旋回を開始するが、前日から魚影が薄くなってしまったようで、いい反応を見つけるまで時間を要した。

30分ほどして、「水深19mです。根掛かりに注意してやってください。はいどうぞ」と、投入OKのアナウンスで実釣開始。

まず、ブランコ仕掛けを試すと、オモリ着底と同時に小さなアタリ。カワハギ釣りのように聞き上げて乗りを確認。しかし、巻き上げ途中でフッと軽くなってしまう。仕掛けを回収すると茶色のスッテに足が付いていた。

反応は10分ほど続き、左舷ミヨシ2番のアマノさんが直結仕掛けを叩いて、17、18cmを連チャン。

直ブラ仕掛け有利

その後、ズイーンという乗りを捉え、緑色のスッテに18cmが乗ってきた。

このあと触りはあるのだが、私が使っている仕掛けはイカのサイズに合っていないのか、なかなか乗せきれない。左舷ミヨシで次つぎと取り込んでいる鈴木さんのスッテを見て、私も直ブラ仕掛けに変更。ふた流し目に17cmを追加。

ムギイカ交じり入れ乗り

しかし、このあと反応が薄れ、8時に大きく移動。20分ほど走って、江ノ島の近くを流す3隻の僚船に合流。サイズは小さいが、各船で取り込んでいる光景が見えた。

移動後の第1投、ムギイカ交じりで入れ乗りになって、黄色のスッテに15cm。

隣の藤澤さん夫婦も貸し竿で初マルイカをゲット。美月夫人は30分後に2尾目をキャッチして喜んでいた。

最終釣果は13～25cmトップ56尾

このあと、江ノ島周辺の水深20m前後を転戦、当日のラッキーカラーとなった緑色で3尾追釣。

一方、左舷ミヨシの鈴木さんは、13時の沖上がりまでに56尾を上げていた。船中釣果は13～25cm1～56尾にムギイカ。

＜週刊つりニュース関東版APC・木津光永／TSURINEWS編＞

出船場所：茅ヶ崎港 この記事は『週刊つりニュース関東版』2024年6月28日号に掲載された記事を再編集したものになります。