【黒ラベル専門バー】銀座で “完璧な生ビール” を体験していたら…まさかのロケット愛を告白されるとは!
銀座のど真ん中にちょっとした驚きを味わえるサッポロ生ビール黒ラベルの専門バーがある。
スタンディングスタイルでサクッと2杯まで、フードの名物は銀座の銘店監修「銀座サンド」。昼から飲んでいる大人がズラリと並ぶこの空間、ただのバーじゃなかった。
今回は特別にご招待いただき、その魅力にどっぷりと浸ってきたのだが……まさか広報担当者からあのベテラン記者の大ファンであることを告白されるとは思わなかった。
銀座で出会った、“完璧な生” と、大きく熱いロケット愛のレポートをする。
・平日昼間だというのに、店内はにぎわっている
やって来たのは、銀座駅直結の「サッポロ生ビール黒ラベル THE BAR」。
サッポロ黒ラベルを “最高の状態” で楽しめると話題のフラッグシップバーで、6周年を機に7月5日にリニューアルしたばかり。暗めの照明で落ち着いた雰囲気、そして「THE BAR」のロゴが目印だ。
カウンターだけのスタンディングスタイルで、1人でもふらっと立ち寄りやすい空気感。2杯までというシステムもちょうどよく、飲みすぎ防止にもひと役買ってくれる。
・「味が違う……!」注ぎ方で変わる黒ラベル3種
まずは「ザ・パーフェクト黒ラベル(700円)」からいただく。
目の前でグラスに注がれる様子は、見ているだけでテンションが上がる。
神々しい……!
一口飲むと……泡が細かい。とにかく細かい。最高に美味しい!
そして、泡がグラスの中でなぜか次々と生まれている。
「フロスティミスト」なる現象らしいが、よくわからなくても美味しいからOKだ。
……ん? もしや、このコースターに仕掛けがあるのでは?
と疑った私に、広報の方が「違います」と即答。試しにコースターを外しても、同じ現象が確認された。
……疑ってすみません。
ちなみにこのコースターは泡の様子が見やすいように光を照らしてくれるものらしい。
・中身は同じなのに、こんなに違う
続いて「ファースト(700円)」をいただく。
昭和レトロな “スウィングカラン” というサーバーから注がれる、ビールの原点的な一杯。
中身は同じなのに、先ほどとは明らかに泡の質感が違う。荒めでシャープ、爽快感が強い。まさに夏にぴったりな味わいだ。
個人的に例えるなら、前者はおしゃれな空間で飲みたいビール、後者はビアガーデンで飲みたい感じ。
この2杯の中間を楽しめるという「ハイブリッド(700円)」もあるが、飲めるのは2杯まで。名残惜しさがまた来たくなる要因かもしれない。
・銀座の名店監修「銀座サンド」にも注目
ここで気になるフードも登場。
「プレミアム銀座サンド<コンビーフサンド>(880円)」と、「炙り鯖ジャーキー」「クリームチーズのたまり醤油漬け」の珍味2種盛り(650円)。
どれも見た目からして酒のアテ力が高く、まるで“大人さまセット”といった贅沢な趣き。
なかでも炙り鯖がジューシーで美味。鯖好きの私はめちゃくちゃ気に入った。
・グッズ展示もパワーアップ! そしてまさかのロケットトーク?
さらに、目でも楽しめるポイントもリニューアル。
以前は「マイグラス」が展示されていた「CLUB ZONE」には、帽子やスカジャンなど黒ラベルグッズが14点ずらりと並び、12点はその場で購入可能。残り2点もQRコードでオンライン注文できる。
「このスカジャン、佐藤記者が好きそう〜」と何気なくつぶやいたところ、まさかの広報担当者が食いついた。
「私、佐藤さんの大ファンなんです! 昔から記事ずっと読んでいて、銀座のアップルストア並んでる佐藤さんに差し入れまで行ったことがあるんです!」と、まさかのガチ勢に遭遇。
……えっ、私より詳しいじゃん。ってか、なんならビールの説明より熱がこもってるじゃないか(笑)。
そんな会話を肴に、もう一度乾杯したくなる午後だった。
・まとめ:大人が昼から “本気で飲む” 場所、それがここだった
ここは、単なるバーじゃない。グラスの洗浄から温度管理、注ぎ方まで、生ビールの美味しさを極限まで追求した、体験型ビール研究所のような場所だった。
しかも、フードは銀座クオリティ。グッズも攻めていて、つい物欲まで刺激される。夜はもちろん、昼飲み派の新定番スポットとしても要チェックだ。
・今回訪れた店舗の詳細
店名 サッポロ生ビール黒ラベル THE BAR
住所 東京都中央区銀座5-8-1(GINZA PLACE B1F)
時間 月〜土曜日11:30〜22:00(Lo.21:30) / 日・祝日11:30〜21:00(Lo.20:30)
定休日 年末年始、2月の第3火曜日
取材協力:サッポロビール株式会社
参考リンク:サッポロ生ビール黒ラベル THE BAR
執筆:夏野ふとん
Photo:RocketNews24.