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【社会課題解決へ】廃棄物処理DXを活用した遠隔ゴミ分別ゲーム『Eco Catcher Battle』のeスポーツイベントが11月23日に新潟市で開催

にいがた経済新聞

会場のNCC 新潟コンピュータ専門学校(新潟市中央区)

会場のNCC 新潟コンピュータ専門学校(新潟市中央区)

シンガポールを拠点にグローバルでGameFiプラットフォーム事業を展開するDigital Entertainment Asset Pte.Ltd.(シンガポール)と、機械製造のウエノテックス(上越市)グループ会企業で廃棄物処理のDXを手掛けたRita Technology株式会社(東京都新宿区)が共同で開発中の遠隔ゴミ分別ゲーム『Eco Catcher Battle』を活用したeスポーツイベントが、11月23日に新潟市にて開催される。

遠隔ゴミ分別ゲーム『Eco Catcher Battle』は、ジェトロ(日本貿易振興機構)の「対内直接投資促進事業費補助金」製造分野にて採択されており、本イベントは「廃棄物処理分野における労働力不足解消と一般市民啓蒙、地域創生を目的とした遠隔ゴミ分別ゲームのeスポーツ事業化の実証」の一環として運営される。

ゲームフィールドのイメージ

『Eco Catcher Battle』は、Rita Technologyが開発したAI搭載の自動選別ロボット「URANOS(ウラノス)」の機能を活用した遠隔ゴミ分別ゲーム。世界的な課題である廃棄物処理における労働力不足を解消し、一般市民のゴミ分別意識の向上や地域活性化に貢献することを目的としている。

今回のeスポーツイベントは、遠隔ゴミ分別ゲームの事業化に向けた実証実験として開催し、ゲーム、eスポーツからのアプローチで社会課題解決の実現を目指す。

Rita Technology社が開発したAI搭載の自動選別ロボット「URANOS」

リサイクル業界におけるゴミ分別作業はこれまで人間の目と手作業に頼ってきたが、正確性が高い一方で過酷な作業環境も含まれ、労働災害発生率も高く、長時間作業が困難なものだった。これが業界の慢性的な労働者不足や定職率低下等、多くの問題の要因の一つにもなっている。

AI搭載の自動選別ロボット「URANOS」は、Deep Learningによるデータモデルを元にセンシングユニットの結果をAIが瞬時に判断し、ユーザーごとに教師データを作成して学習させて高精度な処理を実現。処理にあたるハンドユニットも廃棄物の種類によって選択でき、長時間でも質の高い作業を可能としている。

イベント『Eco Catcher Battle』は「日本・新潟」「日本・長野」「フィリピン・ケソン」の3チームで競われる。

会場はNCC 新潟コンピュータ専門学校(新潟市中央区古町通7番町935 NSGスクエア)。13時~17時開催で一般の観覧は無料(事前申し込み制)。

『Eco Catcher Battle』公式サイト
<グーグルマップ NSGスクエア>

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