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上前津|大須でバリ島観光気分に♪現地人シェフが切り盛りする本格インドネシア料理専門店

ナゴレコ

みなさんは海外旅行へ行ったことはありますか?
私はこれまでほとんど海外へ行ったことはなく、唯一行ったことがある国は東南アジアのインドネシア。
言語や文化の違いに躊躇して海外旅行に不安を感じることはあれど、それでも外国の珍しい料理には興味を惹かれます。

今回訪れたお店は、名古屋にいながら本場インドネシアの味を堪能できるお店。
インドネシア人シェフが作る、現地さながらの本格的なインドネシア料理を食べてきました。

赤門通に発見!現地出身のシェフが腕を振るうインドネシア料理のレストラン「Dapoer Indonesia~インドネシアの台所~」

現地を知るグルメライターが行く!大須の本格インドネシア料理専門店

この日訪れたのは、大須の赤門通にあるインドネシア料理レストラン「Dapoer Indonesia~インドネシアの台所~(ダプルインドネシア)」さん。

名古屋にはたくさんのアジア料理店がありますが、インドネシア料理の専門店は案外少ないもの。

これまでに唯一海外旅行へ行った国がインドネシアなので、記憶の中にある現地で食べた美味しい料理を思い出しながら食事をいただくことにしました。

おすすめは夜!随所に東南アジアの雰囲気を感じられるシンプルな店内へ

日中はレストラン営業の傍ら食べ歩きフードを販売している「Dapoer Indonesia~インドネシアの台所~」さんですが、商店街の多くのお店が閉店したあとのディナータイムは店内の様子も比較的落ち着いている様子。

木目が目立つカフェのような雰囲気の店内のところどころにアジア・エスニック調のモチーフがまぎれているところはなんともユニークです。

「ジャスミンティー」の概念が日本と違う!?現地民が愛するアイスティー

日本でも定番のコーラやフルーツジュースなどもありますが、せっかくならば、現地インドネシアの雰囲気よより強く感じられる珍しいドリンクを飲んでみてはいかがでしょうか?

インドネシアへ行ったとき、「思い切りリゾート気分を味わいたい」という当時小学生だった私の願いを聞いて現地在住の伯父が飲ませてくれたのは、南国リゾート地のイメージにぴったりな天然のジュース「ココナッツウォーター」。

現地ではヤシの実に穴を開けたものを飲んだのですが、さすがに日本でこれは難しい…。

ということで、市販の「ココナッツウォーター」をオーダーすることに。

しかし、この日は残念ながら売り切れているとのこと。仕方ないので、代わりにオーダーするドリンクを選びます。

●ソソロ・ティーボトル 400円(税込)

あまり知られていませんが、インドネシアは良質なお茶の産地です。

普段から紅茶やジャスミン茶をよく飲むので、今回は「ソソロ・ティーボトル」をオーダーしました。

店員さんいわく、「インドネシアの甘いジャスミンティー」ということでしたが、その見た目や香りはよく知る紅茶のアイスティーそのものです。

ペットボトルで提供されるので、自ら氷の入ったグラスに注ぎます。

飲んでみると、想像していたよりもかなり甘い。ジャスミンの風味は、これをジャスミンティーだと思えばなんとなく感じる程度でした。

最近は見かけなくなりましたが、学生時代たまに飲んでいた「ジャワティー」というペットボトルのお茶がこれと近いような気がします。

そもそも「ジャワ」というのは、インドネシアのことを指す言葉ですからね。

麺にする?それともお米にする?ひと皿で満喫できるインドネシアの味

インドネシア料理の味付けの特徴は、スパイシーで少し甘いところ。

中には辛さが強めのものもありますが、麺や米を使ったワンプレート料理は比較的辛さが控えめな印象です。

ココナッツやバナナを使った料理は日本では珍しく、メニューには興味をそそられる料理がたくさん並んでいました。

●ミーゴレン 1000円 (税込)

今回選んだのは、インドネシアの定番焼きそば「ミーゴレン」

似た名前の料理で「ナシ・ゴレン」がありますが、こちらはインドネシアの焼きめし全般を指します。

つまりは、“ゴレン”は「焼く」、“ミー”は「麺」、“ナシ”は「米」ということになるでしょう。

現地の言葉の意味を知ると、その料理がどのようなものなのか、なんとなく想像できるようになりますね!

麺の上には揚げ焼きした半熟の目玉焼きが乗っています。流れ出る卵黄がいい感じ♡

麺に卵の黄身を絡めて美味しくいただきましょう♪卵黄を絡めることによって、ピリッと感じる辛さが緩和されますよ!

皿の端に添えられている揚げ煎餅は、東南アジア料理の定番!

そのまま食べてもサクサクとした食感とほどよい塩気が美味しいのですが、皿に残ったソースと卵黄をつけて味変しながら食べるのもおすすめです。

思わず飛び出す「トゥリマカシ」♪店主の「サマサマ」に思わずにっこり

アジアンバーや東南アジア料理店でインドネシア料理を食べる機会はこれまでにもありましたが、ここまで本格的な料理をいただくのは本当に久しぶり。

小学生のころにインドネシアへ行ったときのことを思い出し、とても嬉しい気分になりました。

帰り際、当時覚えた数少ないインドネシア語で「トゥリマカシ(インドネシア語で「ありがとう」という意味)」と伝えてみたのですが、発音があまりよろしくなく店主に意図が伝わらなかった様子。(笑)

けれど、会計を終えてお店を去ろうとしたときに「アリガトゴザイマシター」と片言の日本語で返してもらえたので満足!また機会を見つけて再訪しようと思います。

INFORMATION

店名:

Dapoer Indonesia インドネシアの台所

住所:

愛知県名古屋市中区大須3-16-7

営業時間:

11:00 - 21:00

Web:

https://www.instagram.com/dapoer.indonesia2021

一人当たりの予算:

¥1000〜¥3000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

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