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鹿児島・紫尾温泉「神の湯 紫尾区営大衆浴場」美肌の湯で渋柿が甘い柿に変身!名物『あおし柿』のシーズン到来!

おんせんニュース

写真:温泉に一晩漬けると渋柿が甘みのある柿に変身!

薩摩郡さつま町の紫尾温泉では、毎年10月から11月末に名物の「あおし柿」作りが行われます。温泉で渋柿の渋みを抜いた、さっぱりとした甘さの柿が人気のようですよ!

紫尾温泉はアルカリ性の泉質で美肌の湯。温泉に浸かるのは人間だけでなく、「神の湯 紫尾区営大衆浴場」の前には「柿」専用露天風呂が設置されています。一晩浸かると渋抜きされて甘い柿に変身するとのこと。

「神の湯」の温泉パワー

紫尾山南東麓の静かな山間にある紫尾温泉は、紫尾神社拝殿下に源泉があることから「神の湯」とも呼ばれる神秘的な温泉。

約750年の歴史を持つ温泉は掘削したのではなく、湧き水のように自然と湧き出ています。まさに天然の温泉ですね!

写真:美肌の湯と定評のある神の湯

まるで化粧水に浸かる感覚!?

お湯の泉質はpH9.4以上とかなり高いアルカリ性。アルカリ性のお湯の特徴は肌の新陳代謝を高めてつるつるすべすべにする効能があります。いわゆる美肌の湯ですね。

pH8.5以上からアルカリ性と言われるので、紫尾温泉はかなり高いアルカリ性の泉質と言えそうです。

泉質については口コミでも好評で、

「トロントロンとしたお湯で今まで体験したことがない温泉」「1回入っただけで全身つるつるに!」「化粧水に浸かっているような感覚」

と大絶賛の声多数!毎日でも通いたくなるほどの泉質だそうです。化粧水のような泉質の温泉、毎日通える地元の人たちがうらやましい限りですね!

紫尾温泉には、「神の湯 紫尾区営大衆浴場(かみのゆ しびくえいたいしゅうよくじょう)」と、4軒の温泉旅館があります。

「神の湯 紫尾区営大衆浴場」のすぐ後ろには源泉の湧き出す紫尾神社。大浴場と足湯、そして飲泉場もあり温泉のお湯を飲むこともできます。

無色透明の硫黄泉でお湯の温度はやや熱め。ペットボトルに入れて持ち帰る人も多く、料理や焼酎の水割りなどに利用できるそうです。

写真:柿も「神の湯」に浸かる

紫尾温泉の秋の風物詩、あおし柿

紫尾温泉のお湯につかるのは人だけではありません。「神の湯 紫尾区営大衆浴場」の前に設置してあるのは、柿専用の露天風呂!

温泉のお湯に渋柿を平均13時間つけると、渋抜きされて硫黄の香りのする甘い柿に変身するのです。これが地元で愛される紫尾温泉名物の「あおし柿」。

「あおす」とは渋を抜くという意味。100年ほど前からこの地域で受け継がれてきた風習だそうです。

10月から11月にかけてのあおし柿シーズンには、常連客が持ち込んだ柿や、県外から送られてくる柿など、多い時には1トン近くの柿がお湯に浸かることもあるのだとか。

温泉水に柿が大量に浸かっている様は紫尾温泉の秋の風物詩にもなっているようですね。

通常、柿の渋みを抜くには、干し柿にしたり、アルコールで渋抜きしたりする必要がありますが、温泉に一晩漬けるだけで甘い柿に変わるとは驚きですよね!

さらに独特の硫黄の風味も合わさった味わいは紫尾温泉ならでは。甘味が強いのにいくつでも食べられるほどさっぱりした味わいは、他の柿とはまったく異なり、一度食べるとクセになるのだとか。

柿の「入浴料」は、10キロまでで400円。1キロ増えるごとに40円追加されます。

写真:一晩でさっぱりとした甘みのある絶品あおし柿の出来上がり

また、どんな柿でも温泉につければあおし柿になるわけではなく、主に南九州で作られている「高瀬」という品種の渋柿が適しているとのこと。

そのため、自分で適当な柿を買って持ち込んでもおいしいあおし柿にはならないのだそうです。

渋抜きされたあおし柿は「神の湯 紫尾区営大衆浴場」内の休憩所「神の湯ふれあい館」でも1キロ500円で販売されているので、こちらを購入するのがおススメですよ。

なお、2020年は柿の収穫が大変少なかったため、売り切れてしまう可能性もあるのでご注意を。

ビタミンCを豊富に含む柿は、お肌をきれいにする効果や、体の酸化を防ぐ効果があると言われています。紫尾温泉のお湯と柿のビタミン、ダブルですべすべ美肌をめざしてみてはいかがでしょうか。

(まとめ・文:mashiro、編集:Vermiliおん)

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